お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ふぅふぅの魔法と、だっこの魔法

「わたし、自分でできるよ」

そんな声が聞こえてきそうな1才8ヶ月の娘。

 

 

おしゃるをお世話したり、

自分でズボンを履いてみたり、

おひざに絵本を乗せて、じぃっと読みふけったり。

 

 

ご飯も、私が手を出すと怒るほど。

そんな姿に安心して、

「ちょっと食べててね」と他の用を済ませたり、

となりで私のペースでご飯を食べたりしていると

 

娘に「ん!ん!」と呼ばれる。

何かな?

あ、「ふぅふぅ」か。

お味噌汁や煮物、熱いかもしれない食べ物を、

「あち?あち?」と言って、お母さんにふぅふぅしてもらう。

 

ふぅふぅしてもらっている様子を、じーっと見たりして、

ちゃんとやってくれているかもチェック。

 

本当は熱くないパンなども、「あち?」と言って食べ渋る。

でもふぅふぅすると、すんなり食べてしまう。まるで魔法みたい。

 

そんな姿は、一人遊びにも。

おしゃるに何か食べさせて「おいし?」と話しかけたり、

つみきを、夢中で積み上げたり。

でも急に一人だったことに気付いて、

「あぷい!あぷし!」と、お母さんへ逃げてくる。

 

足の間にしばらく顔をうずめて、

「あっこ、あっこ」と、だっこをせがむ。

だっこして2、3歩歩くと、もう満面の笑み。

これまた、魔法かな?

 

「お母さん、わたし自分でできるよ。

でもね、お母さんがやってくれるのも好きだよ。」

 

そんな風に、言われている気がした。

 

お母さんのちょっとひと手間は、

ちょっとした魔法なのかもしれないね。

その魔法で、また勇気が湧くように。

 

「一人でできるようになったんだなぁ。」と、

台所に立ちながら、娘の一人遊びを見つめている時間が

私の今の幸せ時間。

そして、ふとお母さんを思い出して私に駆け寄ってくれる時が、

今の1番の幸せ時間。

6件のコメント

娘のひとり遊びにも、ちゃんとママも仲間に入っていますね。

何気ない日常に、一番大事なことがあります。

それを大切にしている吉村さん。

私たちお母さん記者の役割は、

これが、一番大事なんだよと、伝えること。

ひとりで多くのお母さんが、大切なことに気づきますように。

これからも、発信、よろしくお願いします。

私にはできないこと、感謝します。

子どもが大きくなってくると、どこかかまける自分に気付いたのがきっかけでした。
それに気づかせてくれたのが、母を呼ぶ娘のお願いの声でした。
大人が忙しいときほど、子どもは笑って大人を励ましている。そんな気さえします(^-^)
ここでの発信ができるから、私も、気づくことが多くなりました。

赤ちゃん時代のお世話から、自分でできる時代のちょっとした距離感の感覚を感じたママ。
それが見事に伝わる記事でした。
距離感は伸びたり縮んだりを経験しながら、お互いのちょうどいいを見つけていく作業の始まり。

まさにそんな感じを書いてみました!
最近では、お母さんとの距離を優先させるためにお父さんと距離を置いたりしています(笑)
小さな体で、色んなところから愛情を集めるのに忙しそうな1才です。

お母さんの魔法はすごいね!
うちの子達もそういう時があったなぁ〜と
懐かしく思い出します。
そして、思春期でぶつかる事が多い子どもたちに、すこし怒りすぎを反省しています。

魔法の言葉って、本当にあると信じています(^-^)
特にお母さんの言葉って、色んな意味で何にも変えられない魔法がありますよね。
怒るのってエネルギーを使いますよね…でも、怒りすぎになっちゃうぐらい、田中さんのおうちは
子どもとお母さんの関わりが多いということですよね!

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ABOUT US
吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ