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地域を元気にするスーパーってどんなスーパー?PART1

高知版9月号、編集部の気になるモノコト突撃取材!「見たい!聞きたい!ソレ知りたい!」のコーナーは
土佐山田ショッピングセンター石川靖社長の取材記事です。3回に分けてお届けしますね。
今日は、PART1。 

土佐山田ショッピングセンター

石川靖社長をたずねて

高知版編集部の地元に昔からあって、地域の人に愛され親しまれている土佐山田ショッピングセンター、
愛称は“バリュー”。
日常の生活に欠かすことのできない食品や生活用品を売るだけではなく、
地方のスーパーマーケットとしての役割を常に考え、
チャレンジを続ける姿勢は、たびたびマスコミにも取り上げられ注目されています。
「食を通して地域を元気に」と活動する石川社長にお話を聞きました。

●プロフィール
1969年土佐山田生まれ。
大阪の大学に進学し、量販店に就職後地元にUターン。
座右の銘は「遊ぶように働く」。
楽しく働くという意味ではなく、遊んでいるときのように無中になって働くという境地。
趣味は特になく、強いていえば仕事かな。
美味しいものを求め、いろんな所に行ける楽しい部分が趣味みたいな感じ。

 

最初の質問は、
土佐山田ショッピングセンターの 歴史について教えてください。

もともと家業は米屋でしたが、祖父が当時県内にもでき始めた量販店「スーパー」を土佐山田町西本町にオープンしたのが始まりです。今から55年前(1963年)のことでした。
(上写真は当時の様子)

最初は「主婦の店」グループでした。その後は、所属のチェーンや業務形態を変えながら現在に至ります。社長は祖父から父へ、そして私が引き継いだのが2008年。今年でちょうど10年になりました。土佐山田町内にノア店、あけぼの店、かがみの店の3店舗があり、パートも含め約160人の従業員がいます。

 

二つ目の質問は、
「食の安全」にこだわる商品を 置くようになったきっかけは?

次男が小さかった頃アレルギーがひどく、除去食が必要になりました。その後家族の食事を見直すことになったのですが、うちの店には必要なものが売っていなくて、妻はよそで買い物をしていました(笑)。 (苦笑いの石川社長)

遺伝子組み換え・食品添加物・農薬、化学肥料・アニマルウェルフェアなどの単語が並ぶ妻の買ってくる商品を 研究することで新しい世界を知り、必要であるならば…と店に陳列してみましたが、全く売れませんでしたね。

(値段がすべてではなく、味や安心感を優先した品揃え)

のちに、その商品の良さを「伝える」ことが足りなかったと気づき、POPの書き方を工夫し、講師の先生を呼んで商品知識を深めるための社員の勉強会(お客様にも公開中)を実施するように。今ではわざわざそれらの商品を買いに来てくれるお客さんも増えました。


(目を引く等身大ポップ。レシピもついてお母さんにはうれしい情報源だ)

次の質問は、地域を元気にする活動はどんなものがありますか?
です。
お答えは、また明日アップしますね。

(お母さん業界新聞高知版元編集長/

 

 

 

 

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ABOUT US
高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 そして、昨年、孫ができました。 高知県香美市のお山で主人と2人暮らし7年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。