お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

涙、涙の母物語

こんな 嬉しいことがあるだろうか
とある休日に21歳の長男が父ちゃんを駅まで送ってくれたのだ
もちろん 車でだ
(あたりまえじゃないか他に何で送るんじゃ!
自転車?リヤカー?おんぶして・・ありえん)

この日は休日だったが
夫は出張で名古屋まで行かなくてはならず
朝 6時までには家を出なくてはならなかった
しかし休日なため 6時丁度のバスがない
そこで彼は次男に頼む
「この日、朝6時に駅まで送ってくれないか」と
すると次男は
「起きられたら送る」と言った

ちょっと待った!とそこで私は心の中で叫ぶ
次男よ
この前 秩父の電車のイベントで
休日で寝坊が出来る父ちゃんの貴重な時間を奪い
朝6時に車で駅まで送らせたのは
どこのどいつだい!!

しかし
時間にルーズな次男はちょっと心配だ
そこで夫は
長男に送ってとお願いする

すると再び次男が
俺が送りたいと言う
そして また 起きれたらねと言う
それじゃ困るんだよ!!
どうしようと、私がぐだぐだ悩みだす

すると夫が2人にこう言った

当日
5時45分に2人とも起きて来なかったら
父ちゃんは歩いて駅に行くからと

ええ!歩いたら 駅まで30分もかかるよ
それにこの時期はまだ暗いし 寒いし
56歳のおじさんにはちとつらいんじゃ・・
どうなるの?

そして決行当日
5時半すぎに子どもの部屋から話し声が

そして部屋から出てきたのは次男であった

長男はいつも早起きで朝は強いのだが
次男は朝が弱く休日はグダグダしているのに
しっかり起きてきたのだ

そして暗闇の中
朝6時 父を乗せて 駅まで車を走らせたのであった

いつも父ちゃんに送ってもらっていた息子が
親を乗せて駅まで連れていくとは
こんなに嬉しいことはない

とまあ 涙 涙の母物語であった
ちゃん ちゃん♪

・・・・ではなく
この後もちょっぴり お話が
それはまた 

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ABOUT US
尾形智子
子どもが小学校、幼稚園とそれぞれ入った頃 「何かしたい」と出会ったのがお母さん業界新聞でした。 あれからすでに20数年たつとは、驚きです。 しかし、いまだに孤育てに悩むお母さんがいて それがますます、加速しているようです。 だからこそ今、お母さん大学は大切だと思います。 現在、子育て卒業の62才! 30と27の息子 夫と暮らしてます 現在は学童保育で  子どもたちと奮闘中