お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

たっくんと南の島へハネムーン

年明けから甘い甘い話。愛するたっくんと南の国へ旅立ったオババ。場所は、あの「天国に一番近い島」ニューカレドニア。たっくんは8か月で海外デビューを果したわけだが、事のいきさつは、こうだ。

娘夫婦が「ニューカレドニアに行きたい」と言い出した。しかし、普通の人の10倍くらい心配癖の私は、「え~、8か月の赤ちゃんだよ、飛行機で8時間はきついよ、耳が心配だなぁ。飛行機、落ちるかも(もとスッチーとは思えない)。それに、あそこはフランス語だよ。病気にでもなったら、どうするの!?」と思いきりネガティブになっていた。

しかし、その後、事態が一変したのは、娘のこの一言。
「オババも行く?」。
その瞬間、脳裏には、パァーッと、南の島の青い海、白い砂浜でたっくんとラブラブしている私がしっかりいた。ちょっと気になるのは、太めの水着姿だが…。(消えろ!)

次に仕事のスケジュール。あれをこっちにずらして、この日までに、あれをこうして…。うん、イケル、イケル。
さっきまでの私が一気にポジティブ人間に変貌したから、女(オババ)はこわい。

「大丈夫だよ。私が一緒だったら飛行機は絶対に落ちない。南の島っていったって、無人島じゃないんだから。人間が住んでいるんだから大丈夫だよ。赤ちゃんだっているでしょうよ。言葉だって、何とかなるよ」と、超プラス思考。

娘夫婦には「あなたたち、まだ新婚旅行に行ってなかったので、ちょうどいいわね。私がベビーシッターをやってあげるから」と。なんて、都合のいいオババ!
ということで、行ってきましたニューカレドニア。小さな島だったけど、フランスと南国とのビミョウな関係がなかなかいい感じだった。

もちろん、たっくんは、機内でもごきげん! 島では、毎日砂浜をハイハイし、フランスパンをかじり、「ボンジュール」「メルシー」の日々を。

南の島で太陽を浴び、また一回り大きくなったたっくん。オババの心は、ばら色だった。

ハネムーン、フルムーンツアーより、「オババと孫の○○ツアー」のほうが絶対に楽しい。本気で旅行社に売り込みにいこうかな? 何かいい名前、ないかな?

(オババの育児日記/LIVE LIFE 2006年2月号)

4件のコメント

残念ながら、わが子育て日記は、写真もセピア色になっているので、
孫のことを書きながら、この場を楽しもうと。
そして、これを一冊のアルバム本にしようかと、密かに企んでおります。
でも、孫が4人だから、4人分書かないと、クレームが出るよね。
大変だぁ。

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