だめ母ちゃん。

たーくさんある。

だめ母ちゃん列伝。

みゆうちゃんに泣きつくことなんて、もう左右の手、左右の足数えても足りない。

だけど、わたしはみゆうちゃんに愛されている自信がある。

先週から身内の不幸があり、だけど実習もあり、おそろしく忙しい日々だった。娘はどんどんどんどん鬼のように成長し、くるくる頭が回り、逞しくなっていく。すべてのわたしの行動に言葉にわたしの頭ごなしの躾に断固否定。。

食事中、何度も席を立つ娘。トイレに行くと言えば誰からも文句を言われないと知ってるんだ。

たった30分1時間の家族団欒の時間にまさかのトイレ3回目(><)大切な時間が無くなってしまう。。悲しくなり、、悲しすぎて怒りがふつふつと出てきてしまう、だめ母ちゃんはこの私。

「さっきも行ったろ？別にトイレに行きたい訳やなかろ？」

きつーく叱る。泣きじゃくるみゆうちゃん。。心の中では、あぁやっちゃったって思うんだ。だけど娘の泣き声に拒否反応を示す、わたしの体と心。。だめ母ちゃん発動。。

「泣くならもう良か。部屋で泣きなさい！食べたくないなら食べんでいい。無理せんでいい。お菓子をずっと食べとけばいいたい。」

たった4歳の娘に、この言い草(笑)そしてもちろん逆効果で泣き出す。。「ごめんなさい。ごめんなさい。食べます。」

母力も、みゆうちゃんの強い強い反抗心も、ちょっとだけ休憩し、私たちはお互いフツーの「安藤裕子」とフツーの「安藤美裕」になる。

肩を抱き合い、ごめんね。と言い合う。

肩をぽんぽんと叩く。

親友か戦友か？(笑)

だめ母ちゃんの日があるから、わたしは娘に愛されていると思う。だめ母ちゃんだからこそ。

だってお母さんだって人間だ。

子どもだって、お母さんと一緒の考えでは決してない。生まれた瞬間から1人の個性があり、自分で考え、自分の言動を決める。泣きたいときは泣く。笑いたいときに笑う。

負のスパイラルに巻き込まれ、子育てがぐっちゃぐちゃな日が山のようにある。

だからこそ、お互いのハーモニーがばっちり噛み合った瞬間の喜びが、本当の喜びとして認識されるんだろう。

明日も8割はだめ母ちゃん発動、そして2割だけすこーしは娘が心地よく自分の想いを達成できる日を願いながら。