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齊木聖子 が「藤本ゼミ「子育ては仕事にマイナスなだけ?」」グループに投稿しました。 6年, 8か月前
夜間託児所経営セカンドママ10年ののち、結婚出産を経験しファーストママ3年目。
【独身の頃のセカンドママ】
・お客様第一!
利用者の無理難題にもなるべく沿おうと、お金や時間にルーズな保護者にも子どもには罪はないと、昼の保育所に送ったり、幼稚園バスに弁当まで作って乗せたり、昼まで繋がらないママの代わりにご飯の面倒を見たり、育児放棄した母親をずっと信じて待って、4カ月預かりっぱなしだったり。
今思えば、依存度が高い利用者が多かったし、そういう人を引き寄せていた。
・とにかく時間があれば子どもたちに尽くしていた。
運動会には行けるだけ行ったし、プレーパークにもサービスでお泊まりさせて連れて行った。
・稼ぐという意識が強かった。
拡大しようとしてすぐに失敗。
・子どもと親と向き合うのに、いちいち振り回されて時間がかかった。
空回りすることも多かった。
・子どもたちにもイライラすることが多かった。
【結婚出産後のセカンドママ】
・子どもたちに対してイライラが極端に減った。
・子どもたちの要求が独身の頃よりわかるようになった。
独身の頃は経験値でわかるようになっていたものが、母になり感覚的にわかるようになった。
・友人から「ファーストママになったら、聖子さんはもっともっとパワーアップしそう!」と言われていたけど、それは間違いなさそう。
・我が子が愛おしい余り、親の愛情不足を感じられる子に対して、独身の頃より不憫でならなくなった。
親に対しては怒りも覚えるように。
独身の頃は親目線のことが多くて親に甘かったし依存されてもいたが、母になり明らかに子ども目線が強くなった。
子どものためにの想いが強くなった。
・しっかり線引きが出来るようになった。
優先順位が娘、家庭が優位になり、自分の時間も前よりしっかり取るようになった。
・稼ぐことへの意識が薄れて来た。
お金の執着はもともと「お金の奴隷解放宣言」をしてから薄いのだが、結婚出産してからますますお金に執着がなくなった。
・いい意味で慎重になった。独身の頃はとりあえず来たものはすぐに掴んでいたし、全て経験だと思っていたけど、今は気が乗らないものにはNOと言えるし、塾考するようになった。
・想像力がますます増して、世界の子どもたちのことを独身の頃よりもっとリアルに感じれるようになった。
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私の場合は、お母さんであることがかなりの武器であることは間違いない。
でも、今の託児所を変えたいと考えるようになったのも、母であるゆえ。
ビジョンはあと一歩!のところまで来ている。
仕事に活かせる…というより、生きやすい生き方をもっと見つけやすくなるんじゃないだろうか?
やりたいことがやれるようになると、自分の気質が仕事に最大限に活かされる。
どんな仕事にも活かせるようになる。
お母さんになって人の育ち直しをし、さらに未来を創っている、未来を育てているんだと気付いたなら、、、自分の活かせる道をきっと見つけられる気がする。
確かに、お母さんになってからの聖子さんの保育は違ってきたと思うけど、
基本、これが聖子さんだなぁと感じました。
そもそも、夜間託児所をすること、それだけでも特別。
誰でもできることではありません。
でも、お母さんになってからは、聖子さんの中にある
マザージャーナリズムが、むくむくと出てきた。
それは、やっぱりわが子という存在に出会えたから。
おそらく、聖子さんは、保育でなくても、
いろいろな仕事の中で、生かしていくんだろうな。
保育所に来るお母さんたちにとって、聖子さんは
お母さんのように、正してくれる人であり、
お母さんのように、愛してくれる人であり
ただの、保育者ではないことに気づいていくのでしょう。
私も、昔、家庭保育園という事業をやっていましたが、
家庭で子どもを預かる意味は、とっても大きいです。
いつか、聖子さんのところで育った子どもたちも
もうひとりのお母さんのことを、忘れないでしょう。
未来の聖子さんの託児は、どうなっていくのか、楽しみです。
一度、ゆっくり、聖子さんの話を聞きたいなと思いました。
コメント、ありがとうございます。