お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

薄 祥子

  • 僕はパパから生まれたんよね/
    と、五歳の三男
    「え?そうなん!じゃあ、俊兄は?」と、聞くと
    「パパ!男は男から生まれるとよ!」
    女の子いないから、ママは一人も生んでないのね。

  • 僕が大人になったら、パパは出ていくんだよね/
    パパに向かい、5歳の三男は笑顔で言い放つ。
    一家に、大人の男女は一人づつしか居られないらしい。
    母は順当な独立を望みます。

  • あれは小学生の頃。サバイバルキャンプに参加して、夕飯は定番のカレー作り。引率のレクリエーションの先生は、真面目な顔をして、「今日のカレーは、肉はさっき捕まえた蛙の肉を使います!」とみんなに告げました。
    あちこちで起こる悲鳴!勿論それはどっきりで、本当は鶏肉を使っていたのですが、出来上がったカレーをみんなで恐る恐る食べたのは、今でも忘れられません。あれは、蛙ではなかった…はずです…。