この春、大阪から奈良へ引っ越しました。
それに伴い、年中になる息子は転園することになりました。
色々と悩んだ結果、選んだのは「森のようちえん いろどり」でした。
(6月14日 Yahoo!ニュース記事に「いろどり」が載りました)
森のようちえんとは、自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称です。
全国各地に団体があり、運営スタイルは様々です。
その中でいろどりは2023年4月に開園したばかり。
園児3人・スタッフ6人と少人数スタートで、私も母でありスタッフでありという立場で関わっています。
息子が年少の頃は70年の歴史がある、マンモス校の幼稚園に通っていました。
自宅近くまでバスが来て、アプリで簡単に延長保育がお願いでき、保育無性化の恩恵を受け、
親にとってはある意味、至れり尽くせりでした。
今はそれが全部ありません。
送迎はもちろん、活動場所の整備や保育計画をたてることにも関わっています。
傍から見れば、あえて面倒なことを…と思うかもしれませんが、ゼロから作り上げるということも、いろどりを選んだ理由の一つでした。
やりたいことと、やりたくないことがハッキリしている息子にとって、どうせなら「やりたい」と思うことを心ゆくまでやり遂げて欲しいと思っています。
肝心の息子はというと、
手の中に収まらないようなオタマジャクシを捕まえ、
朝、モグラの死骸にハエが集まっているのをじっと見て、
帰りにはモグラの体に穴が空いていることに気付き、
オケラを追いかけて穴を掘り、
びしょびしょになりドロドロになり…
たくさんの命の傍で自分が生きていることを、無意識化に落とし込んでいるように感じます。
でも毎日毎時間フル稼働かというと、そうではなく、ぼーっとすることも「やりたくない!」とゴネることもあります。
そんな時は、本当の気持ちはどこにあるのか、困っていることは何なのかをスタッフが向き合ってくれています。
いろどりを選んだ他の理由として、
”子どもが「わたしは大丈夫」と感じられていることを目指す”
という理念に惹かれたからでした。
何よりもまず、私が「わたしは大丈夫」と感じたかった。
ありのままの自分でOK、生きているだけで100点満点と心から感じたかった。
そんな私の気持ちを話し(放し)、仲間と「自分らしさとは何か」と話し合い、その中で私たち親子にとって今必要な関わり方を共有し…森のようちえんってオーダーメイドだなぁと感じています。
一般的な幼稚園に通っていた頃は、コロナ禍もあり、園で起こることはすべて園にお任せという感じで、家での暮らしとは切り離していました。
今はそういう訳にはいかないので、自然と家庭にも影響がでています。
子どもの泥遊びに寛容になり、外に出て空を眺める時間が増えました。
子どもが感情的になっている時、その気持ちのもつれがどこにあるのか、一緒に考えるようになりました。
知り合い歴≒結婚歴の主人に対しても、気持ちを開くことでより関係が深まるように感じています。
もちろん、余裕がある時に限りますが(笑)
始まったばかりの森のようちえんは無いものだらけ。
でも無いなら無いなりに、どうすればいいか都度仲間と考える。ナイよりアルに着目する。
その繰り返し中で、イベントのような特別な1日を過ごすのではなく、いつもの暮らしの中にある特別が見えてくるように感じています。
真っ暗な中いつまでも遊ぶわが子を見ていると、
限られた命をどう使うか
ふと、そんなことを考えさせられる時があります。
あぁ楽しかった!と一日を終え、明日は何をしようかなと希望をもって眠りにつけたならば…
それほど幸せなことはないだろうなと思います。
私がわたしであるために。
まずは卒園までのあと2年、子どもと一緒に森のようちえんを満喫しようと思います。
木綿さん
うちの子らは、保育園に育ててもらったので、親子時間を満喫している姿、理想すぎて、眩しいです。ここには、いろんな環境下で子育てに奮闘している沢山のお母さんがいて、それらを知ることができて、楽しいです。
そして、母レレ活動中ですねまたオンラインで繋がれたらいいですね〜♪
田端さん
自主保育という選択を選べる、今の環境に感謝です。
これもきっとご縁だと思い楽しんでいます。
本当に子育ての形はそれぞれですよね!
屋外×ウクレレはやっぱり気持ちがいいですね~♪
こういう森のようちえん良いですよねー!色々制限だらけの世の中に反して、こんなことやってイイの!?ってこちらが戸惑ってしまう感じ。
でも、この戸惑いが余計なんですよね。やりたいことやっちゃえばイイんですよね!私がわたしであるために。響きます!!子供さんと一緒に楽しんでくださいね(•‿•)
子どもはのびのび!
でもその環境を守るために大人は日々あーだこーだ考えてます(笑)
より良く、より楽しく。自由と放任の違いは?
何だか哲学の日々ですが、楽しんでます♡
森のようちえん、いいですよね♡
お子さんが向き合う時間を、あえてつくるって、お母さんにとっては結構大変なことかなと思うのに、木綿さん素敵です(^^)
こういう場所がたくさんもっと増えて、子どもたちがのびのび自由にできる環境があったらいいですよねー
実はそれが親にとっても、かなり重要だったり♪
お返事遅くなりましたー!
上の子が小学生になると、まだ1年生ですがどんどん親を離れて挑戦することが増え、入学までの時間の貴重さを感じています。でも近すぎて疲れることも(笑)いい塩梅が見つかるといいなー!
親子がとかく切り離されがちな今の世の中だからこそ、こういう環境が大切になってくるんだなあと改めて感じました。
子どもと向き合うことは簡単なことでは無いし、面倒だし、しんどいこともたくさんあるけど、
そこから得られるものはまさにプライスレス。
でもやはりそれを1人で抱えるのは辛すぎるから、一緒に子育てしてくれる仲間が必要で、
森のようちえんのような共同保育のシステムは、親にとっても子にとっても理にかなったものなんだろうなと思います。
森のようちえん自体の認知度があがり、実際に活動していても「こういうことが一番楽しいわよね~」と通りすがりの方によく言って頂きます。でも、園児が少ない(;・∀・)
入園説明会の時期が近づき、ニーズがないのか、ニーズがある方に届いていないのか…悩み中です。
共同保育は確かに心強いです!でも母も保育に関わる都合上、母をとるかスタッフをとるかを問われるシーンがよくあり、この辺のトークをもっと仲間としたいなぁと思ってます!
文章からも何か解き放たれたような気持ちを感じます!
全部は真似できないけど、私もそんな生活がしたいな〜!と思いました。
放たれて不登校気味でございました(;^_^A
高田さんとは育児スタイル?的には真逆(仕事の有無とか)かもですが、なんか通じるところを感じていまして、そういうところがお母さん大学の良さですよね!5月号の特集記事も素敵だったなぁ♡