娘(小1)がわんぱく相撲大会に出場しました。
家で相撲ごっこをすると意外とパワーがあるので、1回くらい勝てるのでは!?という軽い気持ちで応募しました。
娘にも一応確認はしましたが、ほぼ私の思い出作りのためでした。
大会の数日前、「〇〇ちゃんと△△くんも、すもうにでるっていってた~!」と嬉しそうに話していました。
当日を迎え、お友達に会えると楽しみにしていたけれど、会場に着くとお友達の姿がなく、
同じ小学校から出場した1年生は娘だけでした。
初めての場所で知り合いもいない、しかも身体の大きな人がたくさん。
控室でまわしを巻いて欲しいと伝えたいけれど、なかなか気付いてもらえない。
娘の顔がみるみる不安げになっていきました。
家では無敵な娘も、整列してみるとこんなに小さかったのか!とびっくりしました。
もうこれは厳しいかな…やりたくないって言うかな…と思っていたところに救世主登場。
おじいちゃんとおばあちゃんが応援に駆けつけてくれて、少し元気が回復しました。
諸々のご挨拶があり、大会が始まりました。
娘の初戦の相手は2年生の男の子。
体格差が歴然で、2人が土俵入りすると
「あ~(小さい女の子かわいそうねぇ、という感じ)」と周りからも声が漏れました。
私としては、
「もうこれは仕方ない、せめて次の試合に影響しないように、心だけ折れないでくれ」
と祈っていました。
そして、いよいよ行司のかけ声で試合開始。
すぐに押し出されて終わり…かと思いきや、グッと耐えて相手をぐいぐいと土俵際に押していきました!
記録用にとスマホで動画を撮っていましたが、まさかの展開に母ヒートアップ。
スマホの存在を忘れ夢中で応援しました。
娘は心が折れるどころか、最後まで勝とうと頑張っていました。
怖いと思わなかったのか?逃げたいと思わなかったのか?
まさかこんな姿が見られるとは。すごい、本当にすごい。
結果は負けでした。
でも、自分よりも大きな存在に立ち向かっていく姿に色々なことが重なり、
しばらく私の涙が止まりませんでした。
家では特に弟に対して、気が強くて口調もきつい娘。
そんな態度につい、もっと優しくなればいいのにと私はイライラ。
だけど娘のそんな「強さ」が宝物の1つだと知りました。
あとで見返してみると、案の定動画はうまく撮れていませんでしたが、
お母さんあるあるだなぁと笑えました。
素敵な話。周りの色眼鏡で見てしまってその子の力をそいでしまうことがあるんだなと改めて思いました。
素敵な話と共有してくれた動画で涙が朝から止まりません。
福岡豪雨なんですが一緒に。
ありがとうございます。
彩さん、ありがとうございます。雨、まだ心配ですね。気を付けてくださいね!
私も見方ひとつで変わるんだと思いました。
でも会場で強いけどマナーの良くない子がいて、その子が勝った時はあまり祝福ムードにならなくて…。
特にスポーツの世界は正しい強さがあるなぁ、とも感じました。