夏休みが始まりましたね。子どもと過ごす時間が多くなり、いつもよりも写真を撮る機会が増えるのではないでしょうか。
今回は「光の向き」について。おすすめは「逆光」の光です。こう言うと皆さんびっくりします。多くの方が「逆光はダメ」と思いがちですよね。確かに逆光で撮影すると、顔が暗くなって失敗写真になってしまいます。でも逆光は、まぶしくなく顔に嫌な影が出ない、透明感のある写真が撮れる光なのです。
逆光できれいな写真を撮るためには、カメラの「露出補正」を使います。写真の明るさを調整する機能です。「逆光で露出補正をプラスにして明るくする」ことで、キラキラした素敵な子どもの写真が撮れます。料理も逆光で撮影すると、みずみずしく美味しそうに撮れますよ。
スマートフォンの場合は、HDR(ハイダイナミックレンジ)という機能があり、逆光で背景と被写体の明暗差が大きくなる場合には、それぞれにちょうど良い明るさの写真を撮影し合成してくれます。最近の機種は自動でHDR機能がオンになりますが、古い機種は手動でオンオフが必要になりますので、設定項目を確認してみてください。
ここまで「逆光推し」できましたが、逆光の反対向きの光=順光にもいいところがあります。それは「青空のきれいな青が写ること」です。逆光では空は白くなってしまいますので、青空を背景にした元気な子ども写真を撮りたいときは、順光で撮影してみてくださいね。
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