ママ、どうしたの？

先日、運動会の代休だった娘と家に居た時のこと。
夕飯の下ごしらえをしていたら、家の電話が鳴りました。

どうせ何かの営業でしょ…？と思いながら出ると、支援級の担任の先生。
何か連絡事項があれば連絡帳に書いてくれることがほとんどで、めったに電話がかかってくることはないから「これは息子が何かやらかしたな」と、母親の勘が働きました。

やっぱり予感的中。

嫌な事があって感情のコントロールができなくなって教室の窓ガラスを叩き割ってしまった…とのこと。
幸い息子も周りに居たお友達も先生もケガはなかったそうです。

私は先生の話を聞くだけであとはひたすら謝るだけ。
先生は「とんでもないです!!」って何度も言ってくれたけど…
あぁ…やってしまった…そう思うしかできませんでした。

電話を切ると、「ママ、どうしたの？」と、娘か声をかけてきました。

事の顛末を話し、ため息をつきながらキッチンに戻って色々やっていたら
「ママ…これどうぞ!!」
娘がモジモジしながら差し出したのは、かわいいお手紙でした。

これでもか!!と「すき」の文字♡

涙がブワァ…と溢れそうでしたが、泣き顔を見せるととても心配する子なので必死に堪えながら「ありがとう!!かわいく書けたね!!」と返すのが精一杯。

娘はいつからか私が悩んでいたり、困っていたりするとすぐに「どうしたの？」と気にかけてくれるようになりました。時には「大丈夫だよ！」とか「ママは悪くないよ!!」と、励ましてくれることも。

いつもマイペースでワガママもたくさん言って、私を困らせることも多い娘だけど

某頭痛薬の如く「娘の半分は優しさでできている」んじゃないかと思うくらい優しい心に溢れている子だなぁと改めて思った瞬間でした。