お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

今日も子育て電車出発〜!

とある週末の昼下がり。小6息子と一緒に電車に乗っていると、0歳児と思しき赤ちゃん連れのお母さん2人が楽しげに話しているのが見えた。どうやら初対面で、たまたま近くにいたので話が弾んでいるみたい。会話は聞こえてこないけど、その光景が懐かしく、微笑ましく思った。

「かわいいですね〜!」

「ありがとうございます。いま何ヶ月ですか?あ!うちと1ヶ月違い。最近離乳食始めたばかりで。どんなもの食べてますか?」

ってな感じで、きっと話をしてるんだろうな。私も子どもたちが赤ちゃん時代に電車に乗った時、そんな会話を繰り広げたことを思い出した。にこにこ。

と、その時、ふと羨ましくもあった。

隣にいるのは思春期に入った息子。あの時の母と息子という2人組は変わってないんだけど、同じくらいの年頃の親子が乗っていても、もちろん話しかけて

「いまおいくつですか?反抗期あります?うちですか?ありますよ〜。もー屁理屈で母を論破してこようとするんですよ。それもなかなかしつこくて!この前なんて、私がプツっとなって、家出ました。と言っても、5分。頭冷やすために外一周するくらいですけどねー。なんか、私が壁打ちの壁になった気分です。息子は外で我慢している分、私にぶつかっちゃうみたいなんですけどね。家だから安心してぶつかってくることもあるんでしょうけど、母も人間ですからねー。お互いお疲れ様です!」

なーーーんてことは当然ながら話せない。その時だけの出会いだからこそ、電車のなかで、気楽に話して、お互いの平穏な日々を願って電車を降りることができたら、その後軽やかな風が吹きそうだけど(笑)

もちろん、隣の子どもには人格があって、意思があって、思い描いていることがあって。それだけ成長したってことだし。1人の人として、彼という人間をどんどん知っていくのも面白い。大好きだし、大切に思う気持ち。赤ちゃんの時と今と変わってはないんだよ。

でも親としての感情もあり、ムキーっともなる。そういうのを近所の気のおけないお友達とか、PTA仲間とか、話はするけど、電車のなかの一瞬の出会いだからこそ、時間制限があって短く話せて、そこにモヤモヤを置いてくる!っていうのができたらいいな〜なんてふと思った。

 

母と子。一緒に出かける、一緒にいる時間はそう長くないと思うと、なるべく思い出深い時間になったらいいもんねー。

まぁ、いまを大切にってことですね^^

今日も楽しみもモヤモヤもたくさん乗せた子育て電車、出発〜!

アメリカ時代、毎週のように乗りに。あの時は「Cho!(チュー!機関車の音)」しか言えず、思い出してもにやつく可愛さ♡

*去年に書いて下書き保存しっぱなしだった記事を掘り起こしました^^;

1件のコメント

本当だ!!
さくちゃん抱っこしてるとすごく声をかけられる!
今どのくらいですか〜?
10ヶ月です。
どのくらいですか?
1歳9ヶ月です〜!
は!同級生だ!!みたいな会話めちゃくちゃするし、その場限りなのに、なんか共通点が見つかって盛り上がっていく。
でも、小学生の長男はほぼない…
消えていくのかも。
でも、こうやってペンを持って書くって面白いなー!
大きくなってくると書くことも考えながら発信してるお母さん沢山いると思うけど、成長と共に悩みは変わっていくから、こんな風に私も話せたり記事が書けるといいなって思いながら読んだよ〜!
子育て電車!始発、終電、特急、終日見合わせ!ダイヤ乱れまくり〜!全部パズルのようにはまる!お母さん電鉄だね〜!

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ABOUT US
山﨑恵
肝っ玉母ちゃんに憧れる繊細母ちゃん。アメリカで子育てをスタートさせるも、第二子出産後に産後うつになる。あの頃の自分にも、いま同じ思いをしている お母さんにも言ってあげたい。「いろいろあるけど、それでも大丈夫だよ」って。数年前、夫の実家の横須賀にあるカフェでお母さん業界新聞を手にとる。 配ってくれた人がいて、ここにたどり着いたご縁に感謝! このままの「お母さんであるわたし」でペンを持ち、人と社会とつながりたい。いまは地元埼玉県川口市で子育て・自分育ての根っこを下ろし中。 最近はまっているお灸でぽかぽかするのが至福の時。子ども/小6男、小3女