お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

これから助産師になる学生さんたちと「折々おしゃべり会」

10月、久留米で開催した「折々おしゃべり会」に、
久留米大学助産学分野の大学院生が授業の一環として参加してくれました。

産後のお母さんの暮らしや感じていることを直接聞くことで、
これから接するお母さんたちに生かしてほしいという先生の計らいで決まったこの企画。

松葉荘と久留米市中央公園KURUMERUで行っている折々おしゃべり会、
2回に分けて参加してもらうことにしました。

10月3日(火)松葉荘にて。
学生さんのパワーで折々もあっという間!
赤ちゃんをかわるがわる抱っこする場面は本当にうれしそうでした!

10月7日(土)久留米市中央公園KURUMERUにて。
双子ちゃんママの会「ツインズ」代表村井まきさんにも参加していただきました。

産院で実際に助産師さんに声をかけてもらって嬉しかったコト、またその逆。
自分の出産はどうだったのか。産後の暮らしは?

悪阻が本当にきつかった…。
お腹の中にいる赤ちゃんに障害があるとわかった時のこと。
双子ちゃんの出産について。
4人の子育てをしてみて。

途中、涙ぐむ場面もありながら、
いろんなお母さんのいろんな出産や産後、
今の子育ての悩みなどを聞いてもらいました。

また、なぜ助産師になろうと思ったのか逆に質問してみたところ、
それぞれに原体験があり、しっかりとした志に感動!

参加した学生さんから感想が届いたので一部共有します。

折々おしゃべり会は、妊娠から地域に戻っての育児において、楽しさ、不安、悲しみなど、お母さん方がそれぞれ抱えている思いを語り合うことで地域に戻っても安心して育児を続けてける居場所になっていることを実感しました。

「助産師さんが辛いときに何も言わず、傍で背中をさすってくれたことが本当にありがたかった」というお母さんの言葉が非常に印象に残りました。

私自身も、妊娠、出産、そして育児を行っていくお母さんとして、そしてご家族の気持ちを汲み取り支えて行けるような助産師へと成長したいと思います。

お母さんの心を学びあう大切な「折々おしゃべり会」となりました。

 

 

 

4件のコメント

さおりさん 来ていただく前にも1度授業に入って、私たちがなぜこういう取り組みをしているのか具体的に話をさせていただいてからの折々おしゃべり会だったので、生徒さんたちも意図を本当によく理解してくださっていました。
これからの助産師業界に今回の体験を生かしてもらいたいです(^^)/

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ