まるちゃんとたまちゃん

「保護者の方からのお誕生日メッセージを書いてください」と、学童から依頼があった。

今月で7歳になったわが家のフェアリー。

学童でもお誕生日会を開いてもらえる。

どんなことを書いたら機嫌を損ねないか…。

幼稚園時代から、お母さんはいつもふざけたエピソードを話してしまうという、トラウマのある娘。(笑)

小学生になった娘は、学校の授業もよく覚えてきて、学童では私が帰る前に宿題も終わらせ、人の世話も適度(？)に焼き、

なんだか日々感心してしまう。

そんな事をばぁばと話していたら、気付いてしまった。

「こんな、ちびまる子ちゃんみたいな親なのに、よくあんな、たまちゃんみたいな子に育つよなー」

あ、そうかもしれない。

漫画ちびまる子ちゃんの主人公、だいぶ抜けてる子どもらしい子ども、まるちゃん。

そして、優等生で親切な、たまちゃん。

私と娘の関係は、まるちゃんとたまちゃんなのかもしれない。

気付けば静かに本を読み、

クラスメイトに起きたことを日々想っていて、

学校の情報を適宜、覚えていてくれる。

私がどう育てたのか、振り返って誇らしくもなってみたいところなのだが、そうなれた理由は全然見当たらない。

とにかく、こんなに抜けた親の元でも、

娘はあんなに立派な7歳になっていた。

そうして、肝心のお誕生日カード。

私は、

お母さんに似たお笑い好きが、あなたの周りに笑顔を咲かせますように。と、添えた。

優等生でも、笑っちゃうことには弱いのも、たまちゃんっぽい。

親からのメッセージが読み上げられるお誕生日会、

娘はどんな苦笑いで、これを聞くのかな！

「もぉ、まるちゃんてば」ならぬ

「もぉ、お母さんてば」だろうな。(^^)