お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

町学Ⅱオリエンテーション「それは本物の木?」

11月16日、「町は学校プロジェクトVol.2」がいよいよスタートしました!

未来工房さんにご協力いただき、3月まで月に1回
家がどうやってできていくのかを学んでいきます。

はじまりの会場はやかまし村のギャラリー
こんな素敵なところ♬

 

初回はオリエンテーションということで、
未来工房が大切にしている素材「木」について、
代表取締役 金原 望さんと営業部の河﨑有友梨さんに様々な角度から教えていただきました。
お二人とも子育て中のお母さんでもあります。

未来工房が初めて建てたのは「ようちえん」。
小さな子どもたちが床に落ちたものを拾って食べても安心で、
触っても心地よい本物の木で幼稚園を建てたいという園長先生の思いからはじまったそう。

「本物の木」には「小さな穴」があいているため、足音も手ざわりも心地よく、
適度に湿度管理もしてくれるからあたたかく感じるんだよと金原さん。

穴が本当にあいているのかチャレンジしようと出してくれたのは「木のシャボン玉」!
木の棒をシャボン玉液につけて吹いてみると・・・ちゃんと泡が出てきました!!

次に、
「どっちが本物の木かわかる?」と手渡されたのは2種類のお椀。
これは違うね、こっちが本物だよと重さや手触りで判断。

「戦争でたくさんの木が使われてなくなり、戦後、木の代わりに石油が使われ始めたという歴史がある。その時は仕方なかったけれど、それ以降もどんどん木が使われなくなってしまい、今も本物の木だと思っているものが実は模様だけだったりということがよくあるんだよ。手入れされていない山もたくさんあって、災害にもつながっている」と子どもたちにもわかりやすく話してくださいました。

この木は何年生きていたのかな?
家の木は何年生きていた木が使われているのかな?

なんて質問も。

皆さん、家に使用する木は樹齢年齢かご存知ですか?

最後に、家でゆっくりお母さんと読んでねと『森のとびら』という絵本をいただきました。

本物の木に囲まれて教わった「木」の素晴らしさ。
頭で理解するだけではなく、きっと子どもたちの心と体にしっかり刻まれたと思います。

終了後は裏の公園でお昼を食べて少し遊んで解散。
今日初めて出会ったとは思えないくらい仲良しになりました。

次回は、12月14日(木)は設計のおしごとについて学びます。
どんな時間になるか、どんな学びになるかまた楽しみです!

町は学校プロジェクトとは?
不登校の子どもたちとその保護者が地域の企業へ体験学習へ行くプロジェクト。
お母さんたちはお母さん記者として参加しています。

これまでの町学の記事はコチラ
https://www.okaasan.net/tag/machigaku/

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ