お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

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↑ ニデックのコーポレートカラーである緑をみんなどこかに纏って出陣。私はロゴの色に近い緑色のトップスを着て行き、直前に派手過ぎたかな…と心配していたが、永守会長から「良い色だね」と嬉しいお言葉をいただけた。

京都にあるニデック株式会社(日本電産)の創業者である永守重信会長とお会いし、MJ (マザージャーナリスト)として取材。どんな人だったか結論から言うと、

◎どストレート過ぎて誤解されやすいが、自然体で愛に溢れる人!

◎父であり、じーじであり、息子であり、少年のような人! 

私が永守会長に投げかけた質問内容

「子どもがのめり込めるものを見つけられるようにするために、お母さんとしてできることは?また、しないほうが良いことは?」これに対してのいただいた回答は

・子どもと目線を合わせる。

・子どもが興味を持っているものに親も興味を持ってみる。

・それを教えてもらうなどして対話をする。

・興味を持っている場所に連れていく。

・おもちゃは興味がある分野の組立てるものなどを。

・子どもの語るどんな夢も否定しない。

・親が子どもに夢を語る。

・勉強しろ、有名大学に行けと言わない。 と言うものでした。

期待を遥かに超える素敵な回答。当たり前のように聞こえるが実行し続けるのは難しいこと。私は一気に永守ファンになってしまいました。

子どもが生まれたばかりの頃、「わが子にはたくさんの選択肢の中から好きなものを見つけて欲しい。いろんなことを体験する手助けをしよう!」「お母さんが夢を語ることの重要性を教えてくれたお母さん大学、もう少し子どもと会話ができるようになったら早速夢を語ろう!」そう思っていたことをすっかり忘れていた。3歳になったばかりの息子とはかなり会話が成り立つようになった、吸収力抜群の今を逃してはいけない!と、お母さんとして初心にかえることができた。フルタイム勤務を言い訳に最近の私は『今』の息子と向き合う時間を疎かにしていたかもしれない。そんな反省ができたことが私にとって今回の一番の収穫だった。

ご家族についてのお話の中で、「わが子ほど自分を癒してくれる存在はいない。」と言う永守会長は、初めて見る優しい父の顔をしていた。ぜひこの言葉を息子さんたちに聞かせてあげたい。きっと恥ずかしがり屋の永守会長は本人たちには伝えていないだろうから。

また、「人から見える愛情と、家族から見た愛情は違う。周りの情報に振り回される必要はない。」と言われていたこと、「お母さんが一番と言ってもらえますか?」というお母さん大学学長の藤本さんの問いかけに対して、「戦時中、死の直前に叫ぶ言葉は『お母さん』だったと聞く。やっぱりお母さんはそれほど子どもにとって特別な存在なのだ。」とおっしゃっていたのが印象的だった。

永守会長は売り上げや順位にこだわっているが、実際にお会いする前は、よく聞く「家族との時間をもっと持たなかったこと」を最後に後悔しないだろうか?と勝手な心配をしていた。しかし、「一番社員を幸せにできるのは利益を出すこと。そしてそれを社員に還元すること。社員の家族はトップの人格なんかより家にいくら持って帰ってきてくれるかが重要やろ。」と話してくださった。

永守会長が上を目指し続けているのは、広い範囲で見た社員への愛だったのだ。

最後の「永守さんは◯◯」で私は「お母さんの応援団長!」と言った。何度も言われるとだんだんそんな気になってもらえたりしないかな?という期待を込めて選んだ言葉だった。

「間違ったことを言っていたらお母さんとして叱ってやろう」そんな風に思っていたお母さんたちも多かっただろうが、残念ながら叱るところは全くなかった。いや、一つだけありました。

一緒にご飯をいただいているときに話がヒートアップすると箸先を人に向けていたこと!

あれはダメですよ!永守さん!笑

予定よりもかなり時間オーバーだったが太陽よりも熱く、私たちの質問に最後まで丁寧にお付き合いしてくださった。「時間足らんなー!一泊二日くらいやないと。」と言ってくれた永守会長に対して、言質取ったぞー!と言わんばかりに「今から旅費の積立を始めます!」と言うお母さんたち。最後は負けず嫌いな永守会長もタジタジになっていた(笑)また必ずお会いできることを楽しみにしています。

そして、今回の旅は夫・息子・義父母を巻き込み、福岡から三泊の京都大阪旅行として決行。ニデック訪問中は息子を連れて嵐山観光をしてくれていました。息子を愛してくれる人たちの協力のおかげで楽しく活発にお母さん業ができていることを感じ、仕事においても、たくさんの方にご協力・調整をしていただき改めて幸せな環境にいられることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

普段ビジネスの取材は全てお断りされているニデックさん。

永守さんの父としての素顔、お爺ちゃんとしての素顔、息子としての素顔を見せてもらえたのは、私たちお母さん業界新聞だからこそ。

やっぱりお母さんは一番でした!

●成しとげる母力プロジェクト
https://www.okaasan.net/nashitogeru-boriki/

●その他の記事
https://www.okaasan.net/category/hyakumanboriki/nashitogeruboriki/

4件のコメント

おつかれさまでしたー!無事に出陣の日を迎えられましたね。
まず、福岡から家族連れで京都・大阪まで来た高田さんの行動力に感動しました!
服も素敵でした~。私は「成しとげる力」の緑のイメージでしたが、確かにロゴの緑は高田さんの服の色ですね!
永守さんてお父さんなんだなぁと私も感じました(^^♪

めっちゃ伝わったー!!面白い!!
ニヤニヤ笑って読みました!
直前のLINEではみんなのイメージは……だったのに、自然と応援団長!と言葉がでてくるほどあたたかい人だったんだなぁというのが伝わりました!
参加したお母さん大学生みんなトリコじゃん!笑
高田さんのタートルカラー、とっても素敵だな似合ってる!と最初送られてきたLINEの写真見てすぐ思ったよー♡

ニッデックカラーで素敵ですね!!
髙田さんの想いが伝わってきて、記事を読んでたら何だか涙ぐんでしまいました(仕事のお昼休み中なのに笑)!
何度も読み返したくなる記事です。
また高田さんにもお会いできる日を楽しみにしていますね!!

わが子にはたくさんの選択肢の中で好きなことを選んで欲しい、
勉強ができなくても、人としてを大切にしてくれたらなんでも出来るよ!と思っていたのに。
髙田さんの記事で、立ち止まって自分はどうかな、って考えることができました!

髙田さんが永守さんにトップスいい色だね、って声掛けたくだりを読んで、にやぁ〜としました。言わせたねぇ!してやったり!

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髙田沙織
最高に可愛い3歳の息子がいます。 1992 / 二級建築士 / カラーコーディネーター / 築古マンション自宅改修 / 在宅勤務の夫との3人生活 / キックボクシングでストレス解消!