お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

永守さんの笑顔が見たくて

前日入りの京都は曇り。

決戦の時は、雨女が発動して、京都の朝は雨となった。

出端を挫かれたが、やがて雨も上がった。

下鴨神社で本日の会が成功しますようにと手を合わせた。

 

集合場所へ急ぐ!急ぐ!京都駅広すぎ…。

キャリーケース片手に猛ダッシュ!

母力隊、いたー!

笑顔の花が咲いていて、決戦前ではあったが、キャッキャッとリアルお母さん大学生に女学生気分。(zoomでよくお会いするため初めての気がしないけれど)

秘書室の平田さんもにこやかに迎えて下さった。

気合いをいれて、いざ出陣!

お迎えのバスに乗りこむとパラリと雨。田端のせいです、すみません。

でもね、いいこともすぐにやってきた。

「わー、虹!」。

バスの中で歓声が上がる。右手の空に虹がかかった。

「龍神様も味方してくれていますね」。と、『成しとげる母力』発起人の永安さんの声が。

幸運の印、きっといいことが起きる!

虹に夢中になっていたら
「左手にニデック本社が見えています」。と平田さんのアナウンスに慌てて目を向けると一際高く、(京都で一番)どっしりと鎮座するビルが見えていた。(MJ無念、写真を撮り損ねる)

さて、今回の旅、最大の目的は永守さんとお会いすることである。

仲間と共にこの日を迎えられた。
送り出してくれた家族にも感謝。

ニデックの会長と会うために京都に行くと周りに話すと、講演会でしょと言われ、違うんだよねと説明すると決まって目を丸くした。

フツーのお母さんが会うことなんてできるはずもない方だと知っている人の反応。

私の人生で、天下の永守さんとお会いする日が来ようとは!

永守さんの言葉を借りれば、あみだくじで一本の線が引かれた時から人生が変わる。
そう、わたしの場合、お母さん大学入学のときに線が引かれ、そして人生が変わった。見える世界が変わったのだ。

本社のロビーで集合写真の撮影の時が迫っていた。永守さんとの初対面!!

さぁ、お母さん大学生、笑顔の花を咲かそうぞと言わんばかりにシャッターチャンスの合図は、なんと青柳さんの発した「ひまわりぃ〜」。に決定!

程なくして、緑色に白のドッド柄のネクタイと緑のハンカチーフを胸にあしらったスーツ姿の永守さんが颯爽と現れた。


肌はツヤツヤ。靴はピカピカ。

和やかに撮影を終え、場所を10階へと移動する。
エレベーターの中がなんと緑。さすが!

会議室内も緑かと期待したが、さすがにそれはなかった。

永守さんへの質問を事前に考え臨んだ今日のこの日。

私には、永守さんイコール家族が結びつかなかった。仕事人間で子育てはきっと奥様に任せっきりで、子どもとの関わりも無縁だと思っていたのだ。

でも、実際にお話を聞いてみて、間違っていたことを知る。愛妻家であり、子どもを愛し、家族を大切にするそんな方だった。

ギャフンと言わせる質問を考えていたが、途中で方向転換。

1年前はじまった「成しとげる母力プロジェクト」。

〜〜〜令和4年10月30日

第1段は、「成しとげる力」を読んで永守さんへラブレターを書いた。
わたしは、永守さんが教育改革を行うならば、母たちは、子育て改革を行わなければ!と志を綴った。

0歳から3歳までは人格形成に影響を与える大事な時期。子どもを育てるお母さん自身がしっかりわが子と向き合って、いくつしみ育てることが大切なことを、また藤本代表がブレずに伝え続けている「お母さんはスゴイ!」について永守さんならばどう感じてくれるだろうかと考えていた。

自分の番が回ってくる短い間に、脳内をぐるぐるいろんな思いが込み上げた。

そして、わたしの質問はこうなった。

「親は子どもが生まれたら、思いやりがある子だとか優しい子に育ってほしいと願い、愛情たっぷりに育てようとするが人格や性格はいい人材育成の要素になるか」。

子どもの人格や性格の形成には、親との関わりが1番関係すると考えての質問だったのだが…。

永守さんは開口一番、人格じゃないと前置きをした。

そう、永守さんは経営者の立場から答えて下さったのだ。ユーモアたっぷりの永守節だったが、経営者として何を守るべきか、それは社員さんとその背景までも見通した話だった。

今回の質問は私の真意をきちんと伝えきれず不発となったが、永守さんの社員愛を知ることとなった。

人格必要と言ってくれたら、お母さん大学の出番だと言おうと思っていた。

お母さんは、たくさんの愛を持ってわが子を育てる。でもそれが当たり前ではない世の中になってきている。孤育ての中、お母さん達は悲鳴をあげている。お母さん業界新聞は、ペンを持ったお母(MJ:マザージャーナリスト)が作って手配りをする。新聞活動を通して“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔の種まきをする。そして笑顔あふれる未来をつくることがお母さん大学の使命だ。

『親ガチャ』が流行語大賞トップ10に選ばれる時代。
お母さん大学との繋がりの深い胎内記憶の第一人者であり医学博士の池川明先生は「子どもがお母さんを選んで生まれてくる」と唱える。

次男が5歳の時の言葉を思い出す。

また俺を生んでね」。今もそう思ってくれているかな。

今度生まれ変わっても、5人のわが子を産み育てたい。子ども達が選んでくれないとダメだけど。

お母さんが太陽となり、いつも笑顔であれば、家庭もぽかぽかになると信じている。

わが家のダイニングは、朝日が眩しい。

永守さんのように、ひまわりくんになれとばかりに、朝日を取り込む。

〜〜〜令和5年1月7日

第2弾は、「大学に行って何を学ぶか」で2通目のラブレターを書いた。著書内には『大事なのはIQよりもEQ。』とあった。

やはり人格や性格といった人間力は必要なんだ!

私が提言した子育て革命だが、お母さん革命の方がしっくりくる。

さあ、そうなると、いよいよお母さん大学の出番ですよ!藤本学長に続け!

会の最終局面、『永守さんは〇〇です』の時間がやってきた。次はわたしの番だ!

用意していた言葉がいくつもあったが、とっさにこう発言していた。

「笑顔が素敵でした」。

〜〜令和5年3月14日

第3弾「運をつかむ」。サイン入りでプレゼントして頂いた。3通目のラブレターの結びに、わたしはこう書いていた。

『いつかお会いした暁には永守さんがどんな顔して笑うのか見てみたいです。』

今日は、永守さんへの想いが成就した日。

最後に永守さんの「運をつかむ」に書かれていた言葉を引用させていただく。

『縁には一期一会のものもたくさんあるが、できればずっと続く、いい縁にしたほうがいい。』

想い人への想いは更に募るばかり。(みんな永守さんのファンになってしまった。)

次にお会いできるのは、いつですか?

⚫️成しとげる母力プロジェクト
https://www.okaasan.net/nashitogeru-boriki/

⚫️その他の記事
https://www.okaasan.net/category/hyakumanboriki/nashitogeruboriki/

4件のコメント

朝日が差し込むリビング、素敵!明るく賑やかな田端家の象徴ですね。

さすが、5人のお子さんに選ばれたお母さん!田端さんの記事を読んでこのプロジェクトの原点に立ち返ることが出来ました。0-3歳児の人格形成期こそ大切。次回は永守さんとこのテーマでディベートですね!(経営者に望むことはたくさんのお給料を社員に与えてくれることですが)

秋の京都のお写真も素敵です。会の成功を祈る下鴨神社神社へのお参りも本当にありがとうございました。ご参加いただいたご友人様にも心から感謝です。

永安さん

ありがとうございます。
ぶれない永守さんの言葉がたくさんあり、気付きがあり、それらをレポートにうまくまとめられずです。
他の仲間が、同じ思いを書いてくれているので、私はわたしなりにまとめました。もっと短くしたかったのですが。

前日入りしたのに、到着が1番最後となり、すみません。伊藤さんから、「1番最後ですよ、田端さん」。とニヤリ顔で言われ、その絶妙な間合いがありがたかったなぁと。
みんな本当にいい仲間です。
この一員になれて、出陣できたこと私の人生の最高の出来事となりました。
永安さんの夢とお母さん大学の企画のお陰です。
本当に感謝しています。

田端さんの想いを詰め込みたい!が、記事に溢れてました!笑
あみだくじで一本の線が引かれた時から人生が変わる
この言葉と表現がしっくりきました。
あの時の回り道がなかったら出会ってなかったぞ?あの時辛いと思ったけど、今はあの時があってよかった!と思えてるな。と思うことがたくさんあります。
そうやって人生を積んできた永守先輩のお話。
今度は一緒に聞きに行きたいです!

岸さん

コメント気が付かなくてお返事遅れまして、すみません。
あの日のことを思うと、あれは夢だったのでは?と少し現実的離れした出来事のような。
でも、そんなことない!子ども達の未来にきっと繋がる!
今度は岸さんも。

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ABOUT US
田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。