お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

頭と体と心の筋トレ〜えほん箱パーティー

1月8日に開催された、BORIKIえほん箱パーティー。
私は、スタッフとして参加。
当日は搬入担当と、えほんカバーをつかったワークショップを命ぜられました。

イベントはスタッフになることが一番楽しめると思っている人種です。
準備が一番楽しくて、当日はおまけのようなもの。
…と思っていましたが、今回は、そんなのんびりした気持ちでは乗り越えられませんでした。

…!!
たくさんの親子連れが来てくれたことが本当にうれしかったです。

前日まではガチャを準備したり、ワークショップのための準備をしたり。

私はほとんどウロウロしているだけでしたが、百戦錬磨のお母さん業界新聞本部、藤本さんと青柳さんと金子さんは本当にすごいです。

当日は、施設の都合上、2時間前からの準備しか認められず、時間との戦いでした。


芝生を貼るのは本部の矢吹さんを筆頭に若者たち。

私は、駐車場から裏ルートを使っての荷物運びを担当しましたが、とにかく、扉が多い!(笑)
しかもいちいちカードキー!
司会・進行のMISODOさんとタッグを組んで3往復。
脱出ゲームみたいでした。


映像・音響のプロ、株式会社ドリームさんのプロの仕事に圧倒され、見惚れていると、
「植地さん!静止画がないとダメだよ!」と、言われ、青ざめる。
私、準備するように言われていたデータを忘れてしまったのです。
え〜とえ〜と、と言いながら、その場でスマホでなんとか画像をつくり、エアドロップで渡すことに…。いい時代ですね。
ドリームさん、ごめんなさい。

皆さんが働くところも、タイムラプス撮ればよかったなぁと大後悔。
面白い映像が撮れたのにね。
荷物運びで精一杯。

当日ステージでよみがたりをしてくれた、絵本作家のたかだしんいちさんと、ぱくぱくさんとたゆたうさん。
ぱくぱくさんは、出演が決定してから、X(旧Twitter)でつながりましたので、web上の方とリアルに会えるという楽しい体験をしました。とても素敵でした!
→ぱくぱくさんのアカウントはこちら

 

ワークショップは楽しかったです。
私なら「あぶない!」と止めそうなはさみも、お父さんたちは見守っていました。

うまくできなくて、失敗してしまった女の子がいました。
5歳くらいでしょうか。
最後の回だったので、「紙を変えてやってみよう」と声をかけたら、半泣きで「やる」と言いました。
一緒につくりました。
お母さんはニコニコしながら見ていました。
「名前はなんていうの?」と聞くと女の子は、「りんちゃん」と言いました。
「“にすい”の凜ちゃんですか?」とお母さんに聞いたらそうだというので、
「私の子どもも凜ちゃんと同じ漢字がつく名前だよ、20歳だけど」と伝えると、
「え〜!じゃあさ、その20歳の子どもにさ、りんちゃんのこと言いなよ!きょう、あったよって」とうれしそうに言ってくれました。
そのことが私の心をわしづかみで…。本当にかわいいと思いました。
自分と会えたコト、同じ漢字でうれしいコト、20歳でも子どもなんだというコト、素直で遠慮なく。うれしいことを相手にまっすぐ伝えるって、素敵なことだなと思いました。
あの子の表情は忘れないな。多分。

この混雑の中から、両脇に子どもを抱えたお父さんが出てきました。
左腕にぶら下がった赤ちゃんは今にも落っこちそう!
思わず近くにいた大阪の宇賀さんと駆け寄りました。赤ちゃんを預かり、荷物を持ちました。
「助かります〜」と、お父さんがもう1人のお子さんをベビーカーに乗せる間、お話をしました。
「実はステージ前にもう1人子どもがいて、妻とよみがたりを聞いています」とのこと。
眠くなってぐずるお姉ちゃんを連れてきたものの、小脇に抱えた赤ちゃんと一緒ではなんともできない。
わかります〜〜(泣)と、ほんの少しの時間でしたが子育ての大変な瞬間を共有できて、よかったなと思いました。
もう私は、子育ての円の中ではなく、外から支える人間なんだと寂しい気持ちがいつもありますが、でも円の中にどっぷりいたからこそ、できることがあるんだと、思えたのです。


周りが暗くなっても、ずっといてくれた方も。ありがたいですね。

最後のイベント、カルタ取りが終わって、お片付け。
一瞬だけ、段ボール遊具の中に入らせてもらいました。
だって、入ってみたかったんだもの。

荷物運びの賜物、2日後にしっかり筋肉痛がやってきて、いまもまだ両腕が痛いです。
頭の中は回路がショートし、たくさんの親子の姿に心を射抜かれ、そして体はバキバキ。
えほん箱パーティーではなく、えほん箱ブートキャンプだったと言っても過言ではありません。

 

2件のコメント

植地さん

筋肉痛~お疲れ様でした。
私も参加したかったです。えほん箱ブートキャンプ笑
笑顔溢れるドームの中で、沢山のドラマを見て、幸せのシャワーを浴びながら、筋肉を鍛えたかったな~

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。