A 姿勢全体を整えて、腰に負担のかからない姿勢を意識しましょう。
普段、椅子に座って背中を丸めた状態で長時間作業をしている人や、椅子に座るとどちらかの脚だけで脚を組むクセがある人などは、骨盤の動きに左右差が出たり、骨盤が歪む原因となったりすることが多いです。
快適に座れるふかふかの柔らかいソファーを好む人が多いのですが、背もたれの角度は垂直になっていないことが多く、シートにもたれて座ると、体幹は斜め後ろに傾いた姿勢になってしまいます。
この姿勢に慣れてしまうと、背骨の自然なS字カーブのラインが崩れ、その影響で背中全体が丸まり、頭を前に出したような姿勢になってしまいます。身体が歪むことで腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす原因となります。
今回は、背骨の自然なS字カーブをつくり、姿勢を整えて腰への負担を軽減するストレッチを紹介しますので、ぜひ行ってみてください。
【腰痛予防ストレッチ】
①右手をできるだけ高く上に伸ばしていきます。右の肋骨が一つひとつ開いていくようなイメージを持ちながら、右手が高く伸び切ったポジションで深呼吸を3回行います。
②次に、右手を左側に倒していき、体を左に側屈した状態で深呼吸を3回行います。右側の脇腹の伸び感を感じながら行ってください。
③ゆっくりとスタートポジションに戻し、一度右手を下ろして5秒休憩します。
④この動作を3セット行います。反対側も同様に行います。
MEDI-TRAIN伊藤彰浩
理学療法士で日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナー。
健康経営サポート、産前産後ケア、アスリートのトレーニング指導など健康づくりに幅広く寄与。
とらんたんではウェルビーイングをテー マに三色だんごプロジェクトを推進中。
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