お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

防災ワークに参加して(横須賀お母さん大学主催)

14年前、すさまじい揺れに襲われたが、インフルエンザの子どもたちと共に宿舎の一室で動くことができなかったあの日。

東日本大震災のあと、災害時の備えについてテレビで多く特集され、災害用リュックを家族ひとりずつ用意した。寝る時は枕元に置いて靴もすぐそばに置いて眠った。

10月1日の防災の日に思い出したようにリュックの中身をチェックしたりしたけれど、そのうちクローゼットに押し込まれ、いつしかリュックは、サイズアウト。非常用持ち出し袋は、シューズインクロークで埃をかぶっている。

そんな中、横須賀お母さん大学生から朗報が舞い込む!

防災フェアが横須賀モアーズシティで開催されるという。

横須賀お母さん大学の出展もありで、お手伝いも兼ねて参加することに。

非常食の試食会&防災ワーク。

はて?防災ワークってなに?

比呂子さんに、こっそり聞いてしまった。

「簡単な防災クイズ、実際に今地震が起きたらどう行動する?家族全員集合するまでのタイムラインをつくろう!それぞれ、自分の家族に置き換えて考えもらいます!」

それは、願ってもないチャンス。

防災ワークでは、初めましての方と触れ合う場となった。

参加者はみんなお母さん、お子さん連れの方や防災意識高めな方も。(その後防災士であることを知る!)

比呂子さんは、POPで描かれたカラフルでとてもわかりやすいボードを片手に、軽快にクイズを始めた。

参加の小学生男子も巻き込んで。

さて、ためになるクイズの中身はというと…

「災害時、備蓄は何日分必要?」

「水とカセットボンベの本数は?」などなど。

「最低3日分、できれば一週間分」必要と知る。

水…1人1日3リットル✖️家族分✖️7日分→わが家の場合:108本!!

カセットボンベ…家族4人で1日2本✖️7日分→わが家の場合:21本

比呂子さんのワークショップは、お母さん目線で、問題定義してくれ、私たちも家族を守るため備えなければと襟を正された。

次は、みんなバラバラの場所で災害が起きたら?家族が再会するまでのタイムラインを作成してみようというもの。

平日の10時でシミュレーション。

わが家は1番遠くにいるのは、大学生の二男と判明。

3年前、テレビで見た。

災害時の連絡手段として、災害用伝言ダイヤル※の体験日を設けてあることを知り、早速家族で体験してみたが…。

今回子どもにどの電話番号で登録することにしていたか覚えてるかと質問するが、覚えていなかった。

毎年訓練が必要だ。

※災害伝言ダイヤル171模擬体験:家族の安否確認の手段。毎月1日・15日に体験利用可。

「防災について、何かやらなきゃと思いながら、何もできずにいたから、今回色々と考える機会となり、参加させてもらえよかった」。

「夫と子どものお迎えについてきちんと話し合います」。などの声が。  

避難所に行かなくてもいいように自宅で非常時の準備をしっかりやられている方も。

家庭の数だけ防災の備えも考え方も違うことを知り、わが家も家族会議した方が良さそう。

今回早速、家族LINEで提案をした。

外出先で大地震が起きた場合の避難経路と帰宅困難者となった場合の帰宅ルートについてを各自が確認して返信するように!

と流してはみたものの、みんな既読スルー。締め切り過ぎても返信0。

他人ごとじゃないんだよ!とリマインドするも、何のアクションもなし。他人事なのだ。

電車も車も使えない場合、家族全員集合できるのは、いつ?

さて、防災ワークには、飛び入り参加の乳児含めた3人の子持ちのお母さんもいた。

子育てに追われて日々いっぱいいっぱいのお母さんだからこそ、こうやってワークショップに参加してもらうことに意義があるなと思った。

お母さんによるお母さんのための防災ワーク!

今後も是非とも続けて欲しい!

4件のコメント

わー!まきさん、細かいレポートありがとうございます〜感謝です!
まきさんたちまでお子さんが大きくなると、それぞれの生き抜く力が必要ですよね。もう守られる存在ではなくなりますもんね。
LINE既読スルーかぁ‥
でも、ちょっとでもそれぞれが考えてくれてたら嬉しいですよね。
お母さんの投げかけ大切だなぁ。
当日もその後も、ありがとうございます!

比呂子さん

ほんと、子どもの成長と共に家族の防災についても変化します。
また学校での取り組みも違うようです。
末っ子の高校の吹奏楽が避難訓練コンサートなるものを開催していたことを知りました。
コンサート鑑賞中に災害が・・・横浜市消防音楽隊とのコラボで。
またONE LOVEの団体があることも今回の防災フェスで初めて知りました。子ども達自身がいのちを守る術を知ることは重要。命を守る行動ができるかどうかですね。

まきさんありがとうございました。まきさんが居てくれる安心感。帰宅後すぐ家族にシェアが素晴らしいです。返信がなくても、既読してくれている。きっと考えるきっかけになっていると信じて!日々状況は変わるので日頃から備えと家族と共有が大切だと私も実感しました。

竹林さん

日々を過ごすだけで必死でないがしろになりがち。
子ども達も楽しいことが増え、情報ばかりで考えることをしない。考えてくれるきっかけになればいいと思います。
今後も、横須賀チームの活躍を後押しさせてくださいね。

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田端真紀
社会人の長男を筆頭に大学生の二男と長女、看護学生の二女、高校生の三男の5人のワーキングマザーです。長男が自立して6人で横浜に住んでいます。北九州市出身。MJプロ。母フラ、母レレ、母ドラメンバー。みそまるマスター。