5月号「キニナル業界数字」として、全国のお母さんに答えていただいた「手紙」に関するアンケート。編集部の企画会議では「手紙」「切手」「ポスト」などにまつわる情報収集が止まらず、紙面にどうやって納めるの?!と思うほど、盛り上がった。
地域の郵便局に行ってはどんなお客さんがどんな用事をしているのか勝手にこっそり調査をし、郵便事情を調べながら、書くって何だろう、届けるって何だろう、と考えた。
ちなみに私が1年以内に手紙を出したのは(仕事以外で)、ニデックの永守さん。ついSNSで済ませてしまっていたことを反省、新聞制作後には友人に絵はがきを出してみた。
私は「手紙の絵本」、そして「青いポスト」「黄色いポスト」「SDGsカラーのポスト」「ゴールドポスト」のポスト情報を担当。他情報についても日本郵便株式会社さん、プロジェクトをコーディネートする企業さんとやり取り、合間には「信書」について郵便法も学ぶ。
意外に複雑な郵便、そして気軽につかっているようで、つかいこなす楽しさを知らないと実感。
【青いポスト】
速達専用の「青いポスト」は2023年3月末現在で全国に35本(東京都6本、愛知県1本、兵庫県2本、大阪府26本)、速達郵便物の利用増加に伴い1956年に初めて設置された。老朽化による撤去や、押印機で速達郵便物を区別する仕組みができ、取集時に速達郵便物だけを区別して取り扱う必要性がなくなったことから、その数は徐々に減っている。
「青いポスト」に会いに行った。御堂筋沿い、オフィス街、車も人もどんどん流れる場所、堂々とした姿の「赤いポスト」の隣で、土台も古く少し申し訳なさそうに傾いている「青いポスト」に時代を感じた。ちなみに赤色、青色、どちらのポストに投函された郵便物であっても、所定の表示と郵便料金+速達料金分の切手を貼付してあれば、速達として取り扱われる。古いもので68歳、老朽化していくのは当然だ。この前を通る人たちはどちらに投函するのだろう。中には「老体に負担をかけるのは不憫だ」と、わざと入れない人もいるかも。だが1通入るごとに「よっしゃ~!まかせとき~!」と喜ぶ声が聞こえるような気がする。
【移動型郵便局・ポストカー】
記事は「日本にたった1 台しかないポストカーが、あなたの街にもやって来るかもしれない」と締めくくったが、なんと東大阪市にやってくると校正時に聞き、急遽4頁欄外のはみだし情報で紹介した。
ポストカーが東大阪市民ふれあい祭りに登場!
5月12日(日)、「東大阪市民ふれあい祭り」にポストカーがおじゃまします。写真をポストカードに印刷してお手紙を出すことができます。今回、ポストカーに出したお手紙には、花園ラグビー場とポストカーがデザインされた、特別な消印が押されます。さらに、郵便局の臨時出張所でお買い物をされた方には、ラグビー場の「芝」を混ぜて作ったポストカードのプレゼントもあります。ポストカーの出店は、午前10時から午後4時まで。当日は母の日。お母さんへの贈り物としてお手紙書くのもおすすめです。SUNDAY’S POSTへのお手紙もぜひ、お待ちしています。(TOKYO FM「SUNDAY’S POST」サイトより)
私も実際に体験に行く予定。お近くの方はぜひ!
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