お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

わたしが本を読むわけ

娘が登下校に利用するのは、にぎやかな通学バス。

おしゃべりに花が咲くバスで、2年生の娘はひたすら本を読んでいるそう。

 

みんながにぎやかにしていたら、私だったらそのおしゃべりが気になってしまうはず。

それでも本を読んでいるみたいだよと、上級生のお母さんから娘の様子を教えてもらった。

 

週に1度、読書の授業がある。

そこで好きな本を3冊借りてくる。

重たいランドセルに、手さげ袋。

その手さげ袋に絵本を3冊入れて登校。朝の時間は読書タイムなので、そのためにも持って行くのだが。

 

「重たいだろうな…1冊ずつじゃダメなの?」

「ダメ。全部読みたくなるかもしれないから」

 

肩凝りも気になる中、娘に聞いてみた。

「なんでバスで本が読みたいの?」

すると、

 

「だってね、バスで読むと風が入ってくるから。

運転手さんがバスの窓を開けてくれるんだよ。

それで絵本を読むと、風が吹いて気持ちいいんだもん」

 

娘が味わっているのはお話だけでなかった。

そこに吹く爽やかな風。

風がページを撫でていく感覚。

娘の読書の思い出には、風の記憶もあるんだ。

 

「そうか、素敵な時間なんだ」

そう言って、明日の荷物を減らすことを諦める私。

 

娘が本を読む心地を、私も心で再現したら

もっと一緒に本を読みたくなった。

4件のコメント

感性の豊かさはピカイチです(^^)
私はそこまで読書しないのよ。でも娘に読んであげるのは好きで、あとは学校のおかげ!
きっと本が面白いと思う日が来るよね(^^)

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ABOUT US
吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ