息子から「ママ素敵」と言われ、何と返すか迷っていると「でもちょっと早すぎて息子くん困っちゃうよ」と続けて言われた。
私が話すスピードが早すぎるということを伝えたかったそうだ。
息子を一人の人間として見たいという気持ちが先行して、まだまだ3歳であることをたまに忘れてしまう。
話す内容だったり、息子自身にしてもらうことだったり、年齢以上のことを求めているように感じたのかもしれない。
自分が子どものとき、「何故それをしなければならないのか」という理由の説明をはぐらかす大人が嫌で、うっすらとした不満がいつもあった。
今思えば納得感がほしかったのだと思う。
勝手に息子も同じ気持ちかと思い、理由を淡々と説明しすぎていた。
平日に接するのは夕方〜夜のバタバタした時間帯。
振り返ると確かにいつも早口になっていたかも。
クッション言葉を使わせるほど気を遣わせてしまい、それでも伝えてくれたのかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
反省はもう一つ。
「名前を呼ばれたら怒られるのかと思う」
と言われた。
確かに呼ぶときは少し遠くにいるときで、声も大きめ。もとの声も低めだし、確かに怒られるのかと思うかもなーと反省。
そして自分も子どものとき、そう思っていたなーと思い出す。
危ないよとか行儀悪いよとか注意してるだけのつもりでも、当たり前だけど息子にとっては全部まとめて怒られてるという感覚のよう。
一緒にいる時間が少ないのに、言い方だけでも優しくできないと、息子が思い出す私はいつも怒っている私になってしまう。
いつか息子と離れて暮らすときがきて、私を思い出してくれることがあれば、ニコニコで元気で楽しいお母さんでありたいなぁと思った。
わが子の成長に、母、想う。
息子クンの成長も感じますが、息子クンの一言を大切に思う高田さんも、いいなと思います。
私は、そんな母でなかったから、羨ましい。
眩しいです。