お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

Q 最近よく眠れないのですが、改善する方法はありますか?

A 寝る前に自律神経を整えて
リラックスすることが大切です

寝つきが悪い/ぐっすり寝た気がしない/しっかり寝ているのに目覚めが悪い、疲れがとれない…。睡眠に関するお悩みはとても多く、最近では睡眠の質を高めるための製品も多く販売されています。

睡眠は体と心のメンテナンスには不可欠で、毎日を元気に過ごすためにとても大切です。睡眠の質を高めて、スッキリとした朝を迎えるためのポイントをお伝えします。

睡眠は、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2種類から成り立っています。睡眠の質を左右するのは、ずばり入眠直後に訪れるノンレム睡眠の質ともいえます。ノンレム睡眠の質が高いと、全身をリラックスさせる副交感神経が優位になり、一日の疲労を回復してくれます。

逆に入眠直後のノンレム睡眠が十分にとれないと、朝の目覚めが悪かったり、日中に眠気を感じたりすることが多くなります。

ノンレム睡眠の質を高めるには、寝る前の習慣が大切です。寝る前に簡単なマッサージや腹式呼吸を取り入れることで自律神経を整え、より良い睡眠につなげることができます。

お風呂に入るタイミングも重要です。就寝1時間半~2時間前にぬるめのお湯に浸かると副交感神経が優位になり、寝つきを良くし、快眠に役立ちます。42℃超の熱いお風呂は、交感神経の働きを高め、逆に寝つきを悪くするので注意してください。