お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大切な人の教え

子どもがを通じた縁で繋がった人が多くいる。

そこで本当にかけがえのない人と知り合えたことも。

子育てをしながら、共に悩み苦しんで、戦友だったあなたとも。

子ども達を分け隔てなく可愛がってくれて、いつも周りを楽しませてくれた。

うちの子もとても可愛がってくれたね、みんなのお父さん的存在だった。

悲報は、突然やってきた。

その日から、当たり前の日がそうじゃなくなった。

たくさんの人が弔問に訪れ、大人も子どもみんなが悲しみに暮れた。

でも、亡くなったあと、大切なことを教えてくれた。

ある方の娘さんがこんな風に話したのだと後で聞いた。

「辛いからといって軽々しく死にたいと口にしていたけど、簡単に言っちゃいけなかった。だって、葬儀で大人も子どもみんなが泣いていた。こんなにたくさんの人に悲しい思いをさせることを知った、命の重さを初めて知った、もう言わない。命を大切にして生きる」。

私は思う。大切なあなたは、大切なことを教えてくてた。

他の子も大切なことを気付かせてくれたとLINEがきた。

今もあの笑顔で、お空からみんなを見守ってくれているんだなぁと感じる。

あなたの愛した家族と共に、これからも精一杯生きていきますと、わたしの弔辞の一節。

そして、健康で日々が過ごせることが、なんと素晴らしいことかと感じる今がある。 

つづく。