長男、中学1年生。
実は、中学受験をして、
幸いにもご縁をいただき、
地元の中学ではないところに進学した。
小学校は地元の公立小学校に通っていたが、
本人いわく「地獄の6年間だった」らしい。
同級生と話が合わない、トラブルになる、時にイヤミを言われる、
そんな日々を過ごしているうちに、
「とりあえずやり過ごす」ことを覚えた彼。
毎日長い時間を過ごす場所で、
「とりあえずやり過ごす」日々はどんなに退屈だっただろう。
ゆえに、中学受験は彼自ら望んだ。
環境を変えたい、その一心で受験勉強を頑張った長男。
そして、望む環境を手に入れた。
4月の入学式、とても晴れやかな顔をしていた。
新たな生活が楽しみで仕方ないという顔。
クラスにもすぐ馴染み、友達もたくさん出来た。
小学校の時は、特定の友達はおらず、
放課後もいつも家にいた長男。
そんな彼が、友人たちと一緒に帰り、休みの日にはみんなで遊びに行くようになるなんて。
小学校の時は、行きしぶりも多く、登校を泣いて嫌がることも多々あったのに、
なんと中学最初の一学期、見事に皆勤賞!
「学校楽しいもん、行きしぶる理由がない」と言い切った。
「中学のみんなには、オレの話が通じるんだよ。みんな理解してくれるから話しやすい」
長男と似たようなタイプの子が多い学校だからか、
それぞれが個性的で、博識で、マニアックで、
まだまだ幼さもあって、
休み時間にザリガニとって遊ぶような仲間たち。
3月までの彼と、今の彼は、まるで別人。
とにかく伸び伸びしている。
自分に合った環境に身を置くと、こんなにも変わるのか、と、
長男の姿を見ては、驚きと喜びを毎日感じている。
子どもの可能性を引き出し、伸ばすためには、
やはり環境というのは本当に大切なんだと、長男を見てつくづく思う。
この子は周りと上手くやれない子なんだ、とずっと思ってきたが、そうではなかった。
たまたま合う子がいなかっただけなんだ。
本当に良かった。
本当によかった。
そして、彼のお母さんが、彼が自らの道を選べることを認められる人で本当によかった。
優さんありがとう。
そして、私が彼の気持ちを尊重できる親になれたのは、
私自身が(最初は反対されながらも)自由に自分の進路を選択させてもらえたからなのかもしれないなあ、とふと思いました。
本当に本当によかったですね!
高田さんありがとう。
本当に本当によかったです。
小学校の記憶は抹消したい、と言う長男、
私が思ってる以上に辛かったのかな、と⋯
だからこそ、本当に今の笑顔がうれしいです。
地獄の6年間という言葉がズシリときました。
どんな子どもにとってもかけがえのない6年間で、
そんな言葉を子どもに言わせてしまう学校の存在とはなんなんだろうと。
出会えてよかった。
はるほ君の毎日が歓喜あふれる日々でありますように。
息子の場合は、学校が嫌いというより、周りのクラスメートとの関係性の問題でした。
となると、ちょっと異質な子に対する周りの反応(「うざい」と言うとか)はなぜ起こるのか、
先生の働きかけ方のせいなのか、はたまた家庭のせいなのか、
みんな同じがいい、という同調圧力からなるものなのか、
そう考えると、学校はもちろんだけど、親の在り方もほんと大事だよなあって思います。
親子で悩み続けた6年間だったけど、
悩んだからこそ今があると思うし、
なにより息子は今とても生き生きしてるから、ほんとによかった。