お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

イスラエルと平和

イスラエルに暫く住んでいました。年に何度か、住む街の近くまでロケット弾が飛んでくるところ。生活の中で戦争は感じないけれど、街には銃を持った兵士がいて、避けるべき地域がある。家にはシェルターがあり、人数分のガスマスクが配布される。

勿論最初は警戒していました。でも、不思議と慣れるんですよね、人間って。

いがみ合う人たちも確かにいるけれど、大抵の人はそれぞれ距離を保ってゆるく共存している。身の回りの平和を望む、強かでも憎めない、困ったら手を差し伸べてくれるような優しい人々。小さな海辺の街での生活は、のんびりと心地よいものでした。

でも、それは張り詰めた緊張の上にある、仮初のもの。たまにくるロケット弾が、平和とは似て非なるものに過ぎない、ということを忘れそうになる度に教えてくれました。

平和と戦争は隣り合わせだとひしひしと感じたイスラエル生活。今は一刻も早い停戦を、遠く日本から望むばかりの自分がもどかしい2024年夏です。

4件のコメント

あやさん、ありがとうございます。
イスラエルとパレスチナの人たちがただ憎み合っているだけではないこと、少しでも知っている人が増えたらいいな、と個人的には思っています。

早紀さん、はじめまして。
神奈川県横須賀市のお母さん大学生です。

先日靖國神社へ参拝した際に、イスラエルと親交の深い方のお話を聞きました。
建国年数でいったら日本は桁違いなのに、イスラエルの方々の建国記念日の過ごし方や、国を愛し国民を守る気持ち、それは日本が忘れてしまったものに溢れていました。さまざまな事に触れて、いつか訪れてみたい国になりました。
また何かの折にお話聞かせてください(*^^*)

吉村さん、ありがとうございます。
吉村さんのお話を聞いて、イスラエルもパレスチナも、否応が無しに愛国心を高めなければ生き延びていけなかったのでは?とふと思いました。そして日本の人たちの愛国心がやや薄れているようにみえるのは、平和の副産物なのか?とも。
いつか、気軽に観光で訪れることができるイスラエルになるといいなと思います。

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ABOUT US
福島早紀
小3と年中の2人の息子の母です。お母さん大学と並行して「ゆるっぽ」というグループで外遊びを通じて子どものやりたいを応援する活動もしています。 内容によっては英語の方が文章を書きやすい時があり、たまに英語のまま投稿しています。