お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

まだ死にたくない、やりたいことをちゃんとやろう

『おかあさん、そのまま死ぬの?』

とこどもに衝撃的な言葉を発せられた。

どきりとした。

自分自身もよく言う言葉ではあるけどしばし忘れた頃に言われたのがこれ。

何って

『あなたはやりたいことをやらぬまま、そのまま死ぬのですか?』ということ。

私は幼少期、小学校のプールの授業を風邪を引きやすい中耳炎になりやすい、大事にならぬように、、という配慮から全く授業に参加しておらず、私立の中学へ進学しますます授業なんぞ無く大人になるまで泳がず泳げずのまま成長してしまった。その後、割と体力や運動能力のある主人と結婚して海やプールを経験するのだが、まぁ泳げない、潜ることすら恐怖。

耳の水は抜けるのか?としつこく聞く私。

子どもの付き添いで見守らなきゃいけない立場だが、寧ろ私が付き添われている状況。

20年以上もかけて培ってきた水に入る事への恐怖心なのだけど、

子育て期から味わった、海のさざ波の音や水着着てプールではしゃぐことの楽しさ、味わっていき、いつしか

『泳ぐってどんな心地なんだろう』という気持ちになってきた。

わたしはまだ

泳ぐことの楽しさを知らない

それは一体どんな心地なんだろう

泳ぐことに限らず

車の運転も18で免許を取ったところから止まっている(運転が危なっかしいので怖い、乗せられんと止められた)その頃から踏み出す勇気も無く今に至る。

でもたまに湧き上がる

行きたい場所まで思いっきりドライブしていってみたい

それはどうやら嘘ではないらしい。

ふとその場面を想像し

ワクワクしているわたしがいる。

と、

そんな事たちを娘に話していると言われたのが

最初のセリフである。

そう、わかってる。

まだまだ私、やりたいことがあるの。

会いたい人にも逢いにいきたいの。

まだ見ぬ景色をこの目で見たいの。

知らぬ世界をこの身体で思いっきり体験したいの。

こうして書いてて何故か涙が込み上げてくる。

(出来てない事への悲しみの涙でなく)

自分はこの世で色んな体験をしたくて生まれて来たのかもしれない。

やりたいことをやらなくちゃと、

エゴばっかりで動いてみた過去がある。

子育てや家庭のことが煩わしかったり、

家族間で起こる事を解決したくて走り回ってた時期がある。それらがほんとにやりたい事だったわけじゃない、けれどそれらをやってきて、一周回ったところで気づいた気持ちがある。

わたしはまだまだ本当のワクワクに出会ってない。心震える体験をしていない。

だからかな

『まだ死ねない』って思うのは。

死にたくない、のは

まだやりたいににやってないことがあるからだな。

子どもの何気ない一言が私に気づかせてくれた。

目の前で起こる事、発せられること、

そこから気づくことって、

大事なことが沢山詰まってる。

さあ私よ、こっから何する?

やりたいことの為に何ができるかな。

4件のコメント

初めまして、香保里さん
心に響く記事をありがとうございます.
久しぶりにお母さん大学に登校して、出会えた記事が、香保里さんの記事でした.
もう、還暦を過ぎた私ですが、まだやりたいのにやってないこと沢山あるんです.
“まだ、死にたくない、やりたいことをちゃんとやろう”の言葉は、夏バテ気味な私の心と体をシャキーンとさせてくれました.

私にとっては『生み育てていること』での開ける体験が多くありました。この機会を大事にしたいです。。正しさよりワクワク、ほんとそうです。付けてきたものより元から持っていた何かをしっかり見つけて活かして行きます♪お互い楽しみましょう!

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ABOUT US
江崎香保里
福岡は久留米市の香保里(かおり)です。 いつの間にか主婦歴10年越えて 子供4人。 「ベテランね!」って言われるけれど、いえいえいつでもどの子も新鮮で。分からないことばかりですよ、と。いつでも何かが起こってる我が家(怒ってる、もかな?w) ズボラだけど気にしいで、 ヌケヌケだけど細かいことも気になって。 大変な毎日だけど、日々の気づきを大事にしていきたい、そんな私です。