今年はあれがある、と内心面倒に思っていた。
所属している団体で、5年に1回「時間調べ」なるものがやって来る。
初めてした5年前、めんどくさかった。
結構手間がかかった。
子どもは、9歳(小3)と5歳(生活団6才組;一般的には年長と同じ年)。
まだまだ子どもとの時間が長くて、手もかかる時に、1日の生活で何をしたか種別に色分けするとは。
これをまたするのかーと面倒に思ってたら、参加している母ドラで読んでいる本に、こんな一文があった。
知識労働者が成果をあげるための第一歩は、実際の時間の使い方を記録することである。
(中略)
時間の記録をとり、その結果を毎月見ていかなければならない。最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとる必要がある。「経営者の条件」 著 P.F.ドラッカー
えー、ドラッカーも時間を記録すること、勧めてるの!?
ドラッカーは、浪費してる時間はないか見つけ、時間の使い方を改善するために、まずは時間の記録をする必要性を述べている。
そう知ると、あのめんどくさい時間調べが、重要性のあることと認められた気がして、ちょっと見直して来た。
いつもは提出物は、提出日に間に合えば良しとしている私。
時間調べがあるのは、時の記念日に合わせたのかどうかは分からないが6月。
今年は、みんなが一斉に6月1日からするのに合わせて、時間調べをしてみました。
この分類の細かいこと。
1日誰もに平等に与えられている1440分、それをどう使ったか、分類して各項目何分あったか計算もします。
つけてから気付いたけど、家族の外出時間だけじゃなく、睡眠時間も書くところあって、それは途中から忘れてた。
(パソコン版もあります。興味ある人はここからどうぞ
→ https://www.zentomo.jp/news/9421/ )
めんどくさいと思ってても、やると覚悟を決めたらむしろきちんとしたいもので。
1週間みっちりつけました。
そこで気付いたこと。
・似たような内容は、まとめてやる方が効率がいい。
・ながら仕事(2つに同時進行)は効率が落ちる。
・時間がかかると思ってたものは、やってみると案外時間がかからず、
時間がからないと思ってたものは、案外時間がかかる。
・でも、考えるよりやってしまった方が早い。
ふだんだと、何かしながら他のことが気になってやり始めたら、さっきしてたことがやりっぱなしということもありました。でも、この色塗りや記録をしようと思ったら、分刻みで別のことを書くのもめんどくさいもの。まとめてやってったら、記録上だけでなく、実際の行動の効率としても良かったです。
これは時間かかりそうだから、しっかり時間が取れる時にしよう、と後回しすることもあるけど、そういうものに限ってやってみるとそんな時間がかからないと気付きました。
逆にそんなに時間がかからないと思ってたものが、やり始めると時間がかかったり、ちょっとしたネットも脱線して気付けば長いこと無駄な時間を費やしてしまってたりしました。
こんなことをしていたら思ったのが、
やるべきこと全部やってたら時間が足りなくなる!
ということ。
学校でも、やることを先にやってからやりたいことをする、というように言われてたからか、やるべきことが先と思ってる自分がいる。(できているかどうかは別として。)
でも人生全体で考えたら、人生の最後で時間が足りなくなってしまわないか、と思った。
自分のやりたいことに真剣に向き合ってるか、そんなことを思った時間調べでした。
ほんと、時間って足りないですよねー。
記事の中にある、二つのことを同時進行すると効率が落ちるっていうのは、何となく、私も感じてました。
まず、ながら仕事をやめて、集中してするように心がけてみようかなあと思います。
有益なレポートありがとうございます!
返事遅くなりましたが、
そう言ってもらえて書いて良かったです。
マルチタスクしないと時間がもったいない気がしてたけど、かえって効率悪いなーと思いました。
音楽聞きながら家事をする、くらいのシンプルな用事だと問題ないんですが。
「シングル・タスク」って本が出てて、それにも書いてました。