お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

みんな一緒の命

ペット、うちではたくさん飼ってます。

犬、猫、セキセイインコ、金魚、錦鯉、カナリアとか他にも珍しい鳥いっぱい。

犬とインコは私たち夫婦。

猫はばあちゃん。

金魚と錦鯉は夫。

カナリア他の鳥たちはじいちゃん。

が、それぞれ飼っています。

私が嫁いですぐまでは、鈴虫を毎年繁殖させていたし、メダカも2,000匹くらいいました。

カブトムシをつがいでもらい、卵からまた羽化させるまでカブトムシを育てたこともあります。

娘は蝶の幼虫やカタツムリ、川で捕まえたカニや学校で捕まえたヤゴまでも家に招いて育てます。

聞くと、齊木家にはずーっと昔から生きものが絶えないのだとか。

誰か生きものを保護したり、飼ってるペットの困りごとがあったら、夫の学生時代の先生が「齊木くんちに聞きなさい」って言っていたそう(笑)

 

私も結婚する前から犬と猫は飼ったかことある人。

動物は好きな方で、動物でも仕草や表情で思ったことがわかります(と思っている)。

心を込めてお世話をすると、大好きになってくれるし、何だか心が通じてる気がする。

 

今いる豆柴は娘が小学校に入学する直前にやって来ました。

“源太”と名付けたのは娘でした。渋い。

「源ちゃんは私の弟〜♪」と来た時から話していました。

 

その年に長期の里子がやって来て、生活が目まぐるしく変わったのだけれど、一年生というのもあり、感情の浮き沈みが激しかった娘の心の拠り所が源太でもあったので、うちにやって来たのは必然だったのかもしれないな。

 

娘は私が5人のお腹の赤ちゃんをお空に返したことを知っています。

「5人もホントは妹か弟おったとやろ?ひとりくらい欲しかったなぁー」と未だに言ってる。

その気持ちは今の方が強く、やっぱり兄弟姉妹欲しかった…と学校の友だちにも話しているそう。

そうだろうと思い、里子も来てるし、じじっかや他の居場所で兄弟姉妹みたいに育った友だちもたくさんいる環境で育ててますが、まぁこればっかりは仕方ない。

人も生きものにもかなり塗れて育っている娘。

死というものは、人も生きものも何度も経験しています。

人は死んだらどうなるんだろう?

「ママと離れたくない〜!」と号泣したのは娘がまだ3歳の時で、ひいばあちゃんが亡くなった時。

「にこもおばあちゃんになったら死ぬの?」とつぶやいたのは、源太の前にいたチワワのカリンが死んだ時。

命というものをいつもそばで感じている娘。

死にも、もしかしたら人より慣れてるかもしれないけど、命の大切さや尊さは人一倍感じているのかもなぁーと感じます。

死後の世界をあれこれ考えて不安になって、だからこそやりたいことがたくさん溢れている娘を見ると、たくさんの命に囲まれて生活しているのはやはり悪くないなぁーと思います。

 

命だから。

大変なことも多いんだけど。

それでも。

嬉しい楽しいことも多いから、一緒にいるんだろうなぁー。