お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ボクシングと息子

先月の日曜日はパパがソロ外出で車がなく、私は習い事のキックボクシングに行くのを諦めていた。

しかし、よくよくスケジュールを見てみると今月8回中1回しか行ける日がない!
もったいない気持ちが沸々と湧いてきたので、息子を連れてバスで行ってみることにした。
「一緒にボクシング行かない?」と息子に聞くと、「行くー!」といい返事が返ってきて安心。

調べてみたらバスに乗っている時間はたったの7分だし、乗り場も降り場も近いのでほぼ歩かなくて良い。
あれ…?今までも諦めなくてよかったのでは…?
と思いながら、せかせかと準備をし、息子の手を引いてバス停に向かう。

↑晴れているのに持って行くと聞かない傘

無事にジムに着いたら、息子エリアにバリケードを設置。(と言っても、リュックやらグローブ入れなので簡単に乗り越えられる)
「危ないからここから見ててね!」とお願いし、お菓子とジュースとYouTubeを設置。

途中スパーリングをしていると
「ママがんばれーー!!!」と得意の大声で応援してくれる息子。
みんながニコニコ見守ってくれるがちょっと申し訳ない気持ち。
すごく嬉しくて、ちょっと恥ずかしい。

一緒にキックボクシングをしているママ友さんから「声が大きくてすごくいいね!」と褒められて得意げな息子。
帰り際にも「いい子で待ってたねー!」と褒めていただいた。
ずっと叫んでるし、迷惑をかけてしまったな…と私は思っていたけど、「あ、確かにいい子に待てていた!私も最後まで参加できたし!」と思えることができた。
いつか私もそんな声かけができるようになりたいな。

「危ないから入ってきちゃダメだよー」と言っていたのにジリジリと近寄ってくる場面があったので、その日の夜お風呂で「あの時なんで近寄ってきてたの?」と聞くと、「ママがやっつけられると思って…。でも強そうだなー(相手の人が)と思って…」と教えてくれた。
ママを助けたい気持ちと立ち向かう勇気の葛藤があったんだと知れた。

産後3ヶ月から復帰していたジム。
寝返りをうちはじめるまでは息子をよく連れて行っていた。
言葉が通じるようになり、待っててもらえるようになる日がこんなにはやく来るとは。