お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

男と夫という種族

娘から嬉しいメールが先日入ってきた。

年末に思い出作りをしたいのですが・・・である。

「私は今までお母さんとは旅行を重ねてきたので思い出がたくさんあるけど、

お父さんとの思い出がなさすぎるなって思っている。還暦祝い、退職祝い、そして喜寿の祝いすらしてやれていないから、年末に1泊祇園泊はどうかな・・・」である。

言われてみれば、娘には与えることが多かったことは間違いない。

結婚してようやくそのことに気がついたようである。

「兄にも呼びかけていますが、仕事が28日で終われるかという予測不能状態。

もし行かれないときには、半分出すと言ってくれてるよ」と音信不通状態の息子の

今の状況まで分かって、親としてはその頑張りぶりを知るところとなった。

それが私にはとても嬉しく感じられて夫に報告すると、返ってきたのは

「祇園に1泊?高いだけや」という可愛げのない返事にがっかり。そして説教へ。

「娘のお父さんと思い出を作りたいと思う気持ちがわからんの?これまでしてもらったことを、こんな形で返したいという思いがわからんの?」と言ってやっと了解である。

息子からプレゼントをもらう時などは、鼻でせせら笑うことがあった夫である。

その時にも説教したけれど、夫が親に対して無関心が強くなっていたことに子ども達から気づかされているんだろうな、居心地悪く感じるんだろうなと私は思った。

親はしてやるだけでいいという価値観だったとしたら、自分が親になった時、子どもに返していくという考え方も一つの考え方なのかもしれないから。

でもせっかくの子どもの好意を拒否することはないだろうにと思った時、これが男と女、父と母になった考え方の違いなのかもしれないなと思った。

それを昨夜娘から電話が来て話すと、話は膨らんで「男と夫の種族」を面白可笑しく

娘の友達の話なども出てきて1時間半の長話をした女族となった。

 

8件のコメント

長話の女族 うらやましいです

私も母が生きていたら色々話をしただろうなと
思います

これからも女族の話を楽しんでくださいね

娘さんからの思いで作りのメール
涙が出るほど嬉しいですね

旦那さん、もしかして嬉しいけれど
恥ずかしくて素直になれないのかも?

子どもが男の子だけのお母さんは、みんなそこは共通して羨ましいと正直に言われますよね。
私も母が「女の子がいてよかったと思う」と他人様に話しているのを耳にした時は
嬉しい気持ちと重さも感じたりしていましたので、娘にはそんなことは言わなかったのですが
今では、やっぱり娘とは楽しい会話が弾むのが嬉しいのです。

夫は嬉しいんです。
でも素直に嬉しいとは言えないかわいそうな人です。(笑)

まったく男は!!わかります!

私には3人弟がいて、
誕生日に1人ずつに私から贈り物をするんですけど、
お姉ちゃんに!とお返しが帰ってきたことは
ありません(T-T)
その変の気持ちをくめないのか??

長女だから弟たちへの気遣いをされるんですね。
思わず気の毒に・・・と思いながら吹き出してしまいました。
でも本当に弟思いなんですね。
私は末っ子だからもらう方が多かったです(笑)

ほんとです!
私の父も〜
一緒にご飯食べようって言っても「ええわ」
子どもたちの運動会見に来てやってと言っても「ええわ」
せっかく誘っても、「ええわ」と。
ありがた迷惑なんかな〜って思う。
なんで素直に出来ないんやろ?って思います。

一昔前の男族のお父さんなのでしょうか(笑)
のこのこと誘われて出ていくのは軟弱だ~とかね。
男は黙って…の時代を生きてこられた方たちはそこは切り替えが難しいのかもしれませんね。

え〜!うちの父は誘えばホイホイついて来ましたし、誘わなくても勝手に名古屋へ遊びに来ましたし、母の実家へもひとりで泊まりに行くような男でした。笑

わたしも長女で親からたくさん与えられた方だと思いますが、何か返そうとするたびに『親が子どもに与えるのは当たり前。あんたはしてもらった分を自分の子にしてあげればそれでいい』とよく言われました。(とはいえあげたものは受け取ってくれましたが)

そんな両親を、けっこう気に入ってます。(^^)

瞳さんはお父さんを拒否していなかった素直な娘だったからでしょう。
娘は長い間、拒否していたんですよ~
私に訴えるだけで直接対決をしないのが私とは違うなと思うところでした。
夫の鈍感さに親子で呆れながら、夫の鈍感さのいいところも発見したんです。
私は敏感なのに・・・が、だから辛くなることがあったけど、夫にはその辛さがあるんだろうか?とね。
あっても抑圧している人だなと心理学の見方をすれば思うんですけど、鈍感だからこそ救われるところもあるはずです。

私も親から与えられたので、それを鈍感な夫でも少し複雑な気持ちになることもあるようです。
親子関係の違いにね。

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中