お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

手紙 

先週末、美緒はピアノのコンクールに出場した。行き渋りで精神はズタボロの中、美緒はピアノに向かい続けた。

課題曲は「手紙」という穏やかな曲。

作曲者の轟千尋さんの〝わたし、ピアノ好きかも〟という曲集の中の一曲。別の方の曲もあったのだが、本人が選択した。

曲の主人公はピアノが苦手になってしまった〝みみちゃん〟。彼女が自信を取り戻し、私、ピアノ好きかも!と思い始めるというお話し。

曲中にドレミファの〝ミ、ミー〟という音‥「みみちゃん」が散りばめられている。美緒と私、先生の3人でこの曲をどう弾くか、〝ミ、ミー〟にどんな気持ちを込めるか、イメージを働かせた。

美緒は年中さんの年から、様々コンクールに出していただき、そのステージ数は10を超えている。しかし、今回は精神的にも苦しくて、ピアノに向かえない日もたくさんだった。こんなに練習せずに出る本番は初めて。

それでもイメージだけは毎日し続け、一つの音に込める気持ちを語り合った。

迎えた当日は、色々なこともあり、緊張感に溢れた表情だったが、気持ちを込めて弾き終えた。

結果はネットでの通知。夕方には出る。ということで待機。今回はさすがに練習量が足りなかったし…頑張った過程を大切にしよう。とあまり期待せず待っていた。夕方、

「ピコン。」

LINEの通知音と共に、先生からのメッセージが届いた。

ドキドキしながらチェックすると…

「みおちゃんに見せてあげてください!」とURLが貼り付けてある。タップすると…

予選通過者一覧に「椛島美緒」の名前を発見。

「わたし合格したの?やったー!!」満面の笑みを美緒は見せた。

遅れて本日、賞状と先生方の講評が送られてきた。どの先生からもお褒めの言葉が書かれている。一部をご紹介。

⚪︎素晴らしい表現でした。
⚪︎まるでお手紙を読んでいるかのようでした。
⚪︎音色をたくさんお持ちで才能のある方です。

美緒に聞かせるとニヤリ。嬉しいことだということは分かったらしい。

色んなことを乗り越えて得た結果が、美緒の自信に繋がるといいなぁ。音をお届けできなくて残念。よければインスタに載せています。遊びに来てみてくださいネ。

今日はうちの子自慢投稿^_^ たまにはいいかな?

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ABOUT US
椛島里美看護教員
福岡県久留米市在住 41歳のワーママ。鬱で休職中。 7歳の小1女子と、5歳の年中男子… それから39歳のおっきな長男(夫)の4人家族です!