お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

苦くて少し甘い「オトナの味」

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車で出かけると、帰りにコーヒーを飲みながら運転するのがお決まりの私。

先日も娘と地元のイオンモールに行ったのですが、食品を買うついでにチルド飲料売り場でカフェラテを購入。

車に戻って、走り出す前にグイッと…うーん、おいしい!

…ふと助手席を見ると、何だか羨ましそうにこちらを見つめる娘。

ん?これはもしかして、カフェラテを狙っているのか?

いやあなたね、時々飲んでる「ピクニック」のカフェオレとはわけが違うのよ?これは本格的なコーヒー。いわゆる「オトナの味」。砂糖不使用でミルクしか入ってないし、そもそも小1でコーヒーなんてまだ早すぎる!!

「もしかして、ママのコーヒー飲みたいの?」

「うん♡」

やっぱりそうだった。

「でもこれ甘くないやつだし、コーヒーは小さい子供にはあまりよくないんだよ?」

「でもいいの!飲みたいの!」

ワガママで頑固な娘の本領発揮。こうなったら全く聞き入れてくれません。

もう、しょうがないなぁ。

「ほんのちょっとだよ?」そう言いながらカフェラテを渡すと、ゴクッとひと口。

「うわぁ…」と苦い顔。

ほらね、やっぱり飲めないでしょ。さぁ帰りましょうね〜。

…と、思いきや。

「ママ、やっぱりおいしいかも♡もうひと口ちょうだい!」

え!?おいしかったの?予想外の反応が返ってきた。

でもやはり、まだ小さいことを考えると飲ませて良いのはあとひと口だけ。

「いい?ホントにあとひと口だけだよ?」

再び渡すと、嬉しそうに口へ運びました。

「はい、もうおしまいね。」

名残惜しそうな様子だったけど、半ば強引にカフェラテを連れ戻して、あとは私がおいしくいただきました。

きっと、いつも私が飲んでいるのを見て娘も飲んでみたくなったのかな?相変わらず好奇心旺盛、大人に憧れるおませさんなわが子です。

ちなみに、改めて初めて飲んだカフェラテの感想を聞いてみると「えっとね、苦くておいしくて、少し甘かった!」ですって。

ほんのふた口だったけど初めての「オトナの味」は思いのほか美味しかったみたい。

1人分飲むのはもう少しお姉さんになるまでお預けだから、それまでは今までどおり「ピクニック」のカフェオレで我慢してね。

いつか、娘と2人でカフェへ行ってコーヒーを飲む日が楽しみでたまらない私なのでした。

2件のコメント

きっと、この日の、カフェラテの味は、そして、シーンは、

娘さんにとって、忘れられない宝ものになったと思いますよ。

大人の味、お母さんの味、あの日の味・・・。

写真の顔が、なんともいえない。

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ABOUT US
浅井絵理奈
小4の男の子、小1の女の子を育てています。 バリバリのワーキングママだった生活から一変、3年半ぶりに専業主婦に戻ったタイミングでちょうどご縁があってお母さん大学に出会いました。 愛知県岡崎市在住です。 よろしくお願いいたします。