お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ワクワクすることの先に、人生の意味があるから

お母さん業界新聞の表紙写真は、写真家ブルース・オズボーンさんが撮影してくれています。今、お父さんと子どもという組み合わせの写真撮影を、続けています。
とても評判がよくて、
お母さんの笑顔写真ももちろんいいのですが、
お母さんのココロがたくさん詰まったお母さん業界新聞をやさしく、力強く、守ってくれている感じがして、私もとても好きです。

2025年3月1日から3月28日まで、ブルースさんの作品展「Once Upon a Time in Tokyo 1980-2025」が日本外国特派員協会FCCJ(東京都千代田区)で開催されています。

Photo Exhibition by Bruce Osborn 「Once Upon a Time in Tokyo 1980-2025」

3月3日に、日本外国特派員協会FCCJで開催された、レセプションに参加させてもらいました。
息子の高校卒業式に参加した黒服のまま、丸の内のキラキラした道をカツカツ、カッコつけて歩いてきました。


ブルースさんの作品たち。
時代と共に進化してきたテーマと辿り着いた場所。

たくさんの方が集まって、スペシャルインタビューがあって、
みんなで乾杯をして、とても素敵な空間でした。
英語と日本語が混ざりながらのインタビューでした(汗)。

ブルースさんはこれまでに、10000組以上の親子写真を撮影してきました。
「親子の日」をつくったブルースさんは「親子というベーシックな関係を再確認することが、存在する事への自信を取り戻すことでもあり、人類として地球環境を大切にするという思いへとつながることでもある」。と話します。

実はお母さん業界新聞の表紙は長年、親子の日である7月の第4日曜日に開催される親子の日スーパーフォトセッションでの写真とコラボレーションしてきました。
ところが2022年、コロナ禍でスーパーフォトセッションが開催できなかったこともあり、
お母さん業界新聞の表紙企画が生まれました。私は、そのときから、表紙記事を担当させてもらい、ブルースさんの撮影に同行させていただきました。感動の連続でした。
※お母さん業界新聞バックナンバーをチェック!

恥ずかしながら、ブルースさんのことは実は、詳しくは知らないことばかりでした。

初めて日本に来たとき、「スタジオのないカメラマンは馬のないカウボーイと一緒だ」と、スタジオありきで住居を探し、浅草に。
たくさんの芸人さんと出会い、毎日撮影と遊びと、楽しい毎日だったと振り返りました。

OYAKO写真を撮影し始めたのは「好奇心」から。
たまたまブルースさん、佳子さん夫婦も親になるタイミングで出会った仕事はパンクバンドの若者の撮影。佳子さんが日本には「親の顔が見てみたい」という言葉があるとブルースさんに言ったことがきっかけです。派手な見た目とお母さん、ギャップを狙った写真が撮影できるかなと思ったのですが、そこに映っていたのは、紛れもなく親子の一体感だったといいます。

その後葉山に移り住んでからは、海からのインスピレーションが大きく作品に影響します。
海洋ゴミから環境問題を考える作品、Nature Calls。
Flyingシリーズでは、自転車を空に何度も放り投げました。

思いついて、やってみよう!楽しそう!というのが先にあって、
そこからじっくり考えると、ああ、こういう意味だったんだと気づきます。
あくまで自然体のスタイルにこそ、大切なものがあるのです。

終始笑顔で、ブルースさんと佳子さんが楽しそうに話をする姿が本当に素敵でした。

 

子育て、親子、家族、自分自身、
「今」は全て、未来への贈り物だから、
全ての瞬間を心に焼きつけて生きていきたいと、改めて思いました。
ブルースさん、佳子さん、素敵な時間をありがとうございました!

会場: 日本外国特派員協会(FCCJ)
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2-3 丸の内二重橋ビル5階(※東京會舘、東京商工会議所と同じビル
会期: 2025年3月1日(土)~3月28日(金) 10:00~20:00
※日曜・祝日は休館
※土曜日は地下1階よりエレベーターで5階へお上がりください

ブルースさんが日本外国特派員協会のキュレーター委員長を務めて約13年。
今回、退任することになり、新たなスタッフが、展覧会を企画。
1980年の来日以来、出会った人々や出来事を記録したブルースさんの
膨大な写真の中から選んだ作品が展示されています。