お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

向上心むくむく

最近の5歳娘、ほんっとにスゴイ。
むくむくしている、向上心とやる気、チャレンジ心がみなぎっている。

2ヶ月ほど前、兄の二段跳びの練習を見て縄跳びを始めた。ちょうど幼稚園でもマラソン&縄跳びタイムが始まった頃で、やってみるも跳ぶリズムと縄を回すタイミングが合わずに1回も跳べない。跳べても2回目の縄は回らない。脇も開いて腕全体で回している。脇は締める、跳んだらまた回す…とほんのちょっとのアドバイスでどんどん改善していく。

そんなところからスタートして、毎日毎日暇さえあればリビングで(笑!?)跳び続け、みるみるうちに跳べるようになった。前跳びはもちろん、片足跳び、後ろ跳びに後ろ片足跳び、駆け足跳びと回数もバリエーションも増えて、コツコツ努力で縄跳びを攻略した。いかに速く跳ぶかにも挑戦する毎日。

そして、今度は鉄棒。

1年半前、心臓の手術で開胸したため、鉄棒禁止令(傷跡が戻るまで半年くらいだったかな) が出ていた娘には全くさせてこなかった。むしろ怖いから鉄棒には近づかないでと敬遠していた。

なのに、いきなり「鉄棒できるようになったよ」と幼稚園帰りの車で報告を受けた。鉄棒やったの!?驚く母に、あっさりと特に何も気にせずに得意げに報告してきた。

保育時間内の月数回の体育教室で先生の補助を受けながら始めた鉄棒。上手な子たちはくるくる回る、その様子が鉄棒に無縁だった娘に火をつけた。(…のだろう) 初めて見せてくれた鉄棒は、補助板を使っての逆上がり。小学校の中学年くらいでやっと逆上がりができるようになった私の子とは思えない。想像を超えていた。

心疾患があって、体育制限がある(正しくは小学校に上がったら制限をかける)娘が、みんなと同じようにマラソンして、縄跳びして、鉄棒して…と私にとっては頑張りすぎないで!のただ一言。

なのに、娘の体は「向上心」に支配され、日に日に進化していくことをおそれない。その気持ちが娘を強く逞しく育ててくれている。

もし病気がなかったら、この年頃の子どもの向上心なんて当たり前、できないことやろうと頑張る頃だよね、とスルーしていただろう。頑張りすぎないで、の気持ちとは裏腹に、できた!と喜ぶ娘の顔につい頑張れ!と言ってしまう母心。

やっぱりこの子は強い!!

1件のコメント

え?あの時の小さいみちかさまはいない…愛も変わらず可愛いけど
大きくなって
私の知り合いに、小さく生まれた子がいます。その子は今中学生でテニスバリバリやってたのしい生活送ってるようで
体が小さく生まれたから、とか心臓に心配事が…とか。もちのろん、母としては心配するけどきっと逞しく育っていくんだとおもう!
姫、あなたの幸せを大牟田から願う
人生色々チャレンジして楽しんでおくれ

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ABOUT US
池末明美
MJプロ。 佐賀市在住、6歳差兄妹2児の母。 6年ぶりの妊娠出産を機に長らく心の片隅にあった「お母さん大学」へ入学。 これまで以上に「お母さん」を意識し、感じ、想いを残すべく『お母さん業界新聞ツナガルカゾク版』を創刊! 先天性心疾患を持つムスメは家族の絆を強くする為に、今日も頑張って生きてます。 家族が繋がりそれぞれの試練を乗り越えていく…我が家、どんどん成長中です!