お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

百万母力

昨日、お母さん大学編集長の藤本裕子さんが執筆された本、〝百万母力〟が自宅に届いた。

金曜日の朝、コーヒーを飲みながら本を開くと、1ページ目から、ぎゅっと心を掴まれる言葉が散りばめられている。

本書中にこんな一文がある。

『本部から配布に関する細かな指示がないことに不安を覚えたお母さんもいる。が、あえて言わない。「なぜ自分お母さん大学に関わり、この新聞で何を伝えたいのか?」。それがすべてだから、マニュアルはない。行動する中でだんだん見えてくる。』

私はこの言葉をまさに今、体感している。

お母さん大学に入学したての頃、知り合いにお母さん大学を勧めたのだが、

「んー、なんと言ったらいいかわからないけど、ママ達が集まってる支援センターみたいなとこ?」←説明した自分に対してもハテナだらけ。

そんなふうに話していた。

しかし松葉荘に通い、記事を投稿し、新聞を見ることを重ねた今、少しずつ〝お母さん大学〟に対する私の捉え方が変化した。もちろん、新聞を配る際も以前の様には話していない。(詳しくは内緒)

私は結構、頭がかたくて、エビデンス必須のマニュアル人間ではあるが、〝マニュアルがない〟からこそ、育つものがある。ということを学んだ。

自由というのは、何でもありのように聞こえるが、実は難しいものである。だって全て自由と言われたら、全てを自分で創造しなければならないから。

創造することで、人間としての深み、厚みが増す。年輪のように。

現代の若者をZ世代と呼ぶが、彼らは答えをすぐに知りたがる。AIに問えばすぐに的確な答えが返ってくる。しかしながら、思考する。自分の考えを伝える。ということが少なくなっている。これは大問題なのだ。

マニュアルはある程度必要。しかしそこに、自由度を持たせること。それが必要なのだ。

藤本さんの本を読み、今考えたことを記事にしてみた。なんとまだ、15ページ目。11ページまでは目次である。

最後のページ、231ページを読み終えた時、私はどれだけの学びを得るのだろうか?自分の成長を楽しみに、1ページずつを読んでいこうと思う。