我が家の坊ちゃんはコミュ力がすごい。
コミュ力おばけだ。
息子が1歳半くらいの時に、私は娘を妊娠した。その時、病院に行くために、息子を子育て支援施設に預けていた。
お預かりになれた頃、私が知らないお母さんたちから「息子さん、とても優しいですね!うちの子と遊んでくれて!」「坊ちゃん、また来たんだねー」と声をかけられることが増えた。それが1人や2人と言った話ではない。
話を聞くと、息子は小さい子、同じくらいの子、大きい子、はたまた大人にも分け隔てなく関わっているとのことだった。お母さんやスタッフさんに聞くと、息子が子どもたちの輪の中心にいる姿が多々見られたらしい。
にっかり笑顔。
全力で楽しむ姿。
落ち着いた性格。
親のひいき目かもしれないが、彼には人を惹きつける力があると思う。
妊娠中は睡眠不足もあってなかなか他のお母さんたちと交流する機会が少なかったが、娘を出産して落ち着いてから、私も息子に便乗して、他のお母さんたちと話すようになった。
娘も「坊ちゃんの妹」というのと、持ち前のにっぱり笑顔と愛嬌でたくさんの人に可愛がれている。
本当に息子様様である。
縁もゆかりもないところに引っ越してきた私にとって、知り合いができることはとても喜ばしい。
ただ、知り合ったお母さんたちの中には、お引っ越ししていかれた方、仕事復帰された方もいる。「あー、連絡先聞いていればよかったなー」と思うことも度々ある。あるいは、初対面の人でも、『何て話そう』と悩んでいる間に、さよならの時間になっていることもある。
遊び場で交流があっても、「連絡先交換していいですか?」という一言が気弱な私はなかなか言えない。
それもご縁なのかな、と思う一方で、出会ったご縁だから大事にしたいので息子の積極性、コミュ力を見習いたいと思うこともある。
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