「赤ちゃん、早く生まれてこないかなぁ」。
お母さんよりも赤ちゃんを待ち 焦がれているのは、2歳の詩織ちゃん。
毎日お母さんのお腹をなでなで。
お腹の赤ちゃんにスプーンでごはんをあ げたりお風呂でお腹を洗ってくれたり と、
とってもやさしいお姉ちゃんぶり。
「赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃん がえりがあるかもしれませんが、
今は 娘との時間をゆったりと楽しみたいと 思っています」。
その半面、イヤイヤ期真っ最中でも あるという詩織ちゃん。
「手を焼くこともありますが、イライ ラは禁物。
できるだけ気持ちに余裕を持って接するように心がけています」。
詩織ちゃんに寄り添うこと、コミュ ニケーションを多くとることで、
詩織 ちゃんの気持ちも落ち着き、自身の心 と体の安定にもつながるという。
「子どもとの日々はすべてが学び。
子どもが発する言葉や態度でわが身を顧 みることができて面白いです」。
まさに、 先生は子ども、そして鏡だ。
夢は、子どもと一緒に通える料理教 室を開催すること。
学生時代から食に 関わってきた経験を活かし、
簡単につ くれるパン教室の講師資格を取得。
7月には講座を開講。
早速、お母さんから の問い合わせも入っているそうだ。
「出産後は、子どもたちと一緒にお料 理を楽しみたい。
そして、食べること とつくること、その楽しさを親子で
共有することの大切さを、多くの人に伝えていきたいと思います」。
モデル:山口早希さん・詩織ちゃん
SPOT:シェアキッチンGround(島田市日之出町3-9)
写真:『ふぉと・いろ』
(静岡版:2017年11月号)
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