月曜、厚木市郷土資料館で月に2回行われている、「伝えよう わらべうたあそび!」に娘と遊びに行ってきました。
NPO法人日本わらべうた協会が主催。
協会理事長の田村さんは、厚木市はもちろん、東京おもちゃ美術館、それから日本各地で講演会やわらべうたあそびの会の先生としてご活躍です。
田村さんとは、なんと、本厚木駅の地下道の協会のわらべうた展示コーナー前で出会いました。
たまたま娘と通りがかったところ、展示の入れ替え作業をされていて、立ち話しながら郷土資料館での「伝えよう わらべうたあそび!」のことを伺い、私からはお母さん業界新聞を手渡してまたお会いしたいなとお別れしたのです。
前置きが長くなりましたが、「伝えよう わらべうたあそび!」は10時から15時の間出入り自由で、訪れた人に合わせてわらべうたあそびや昔からのおもちゃを紹介してもらえるスタイルでした。
まずは子ども時代にいくつかは歌っただろうわらべうたを思い出す助けになる絵本を紹介していただきました。「あがりめ さがりめ おかあさんと子どものあそびうた」
「あんたがた どこさ おかあさんと子どものあそびうた」
(2冊とも、ましませつこ/こぐま社)
※楽譜も入っていて初めてでもうたえます。
わらべうたは10,000はあると言われ、子どもが産まれていくつか講座を受けても知らないものが多く愕然としていたのですが、田村さんに見せていただいた絵本には知っているわらべうたがいくつもあり、急にわらべうたが身近に感じられました。またわらべうたは音程の正確さは重要ではないと知り、ほっとしました。
娘は見たことがあるけん玉をやりたくてブンブン振り回してしまいました…↑これは海外のものを振り回していた時の写真。
イギリスやエストニア、ラトビアにもけん玉があり(びっくりしました!)、形が日本のものよりやりやすいので、私も娘もこちらに挑戦。
娘には、ピンポン玉とプラスチックカップと毛糸などで練習用けん玉を作ってあげるといいよとアドバイスをもらいました。
途中♪あんたがたどこさ を歌いながらまりつきにも挑戦してみたのですが、歌いながら手足を連動させるのは本当に難しいですね!!
きっと子ども時代にはできてたと思いますが…
今の子どもの身体能力の低さが、こうしたわらべうたあそや昔ながらの遊びから改善できるのではと思いました。
さらにお手玉も。
「お母さんにおすすめは、二個を片手で投げ続けること」と田村さん。
全然できませんでした…
この簡単なお手玉二個を片手で、ができないと・できないのを練習してできるようになるいう経験が、子どもへ「なんでできないの!」などきつい言葉を見直すことへつながるそうです。
田村さんも大人になってから練習してできるようになったとのこと!
みなさんにもおすすめです!!
田村さんと遊びながらお話をして、わらべうたは何か特別なものではなく、ふと口ずさんでみたり、遊びとセットでうたってみたり、日常の中で自然に取り入れていけるといいのかなと感じました。
この会の名前がわらべうたではなく「わらべうたあそび」なことも納得しました。
また、子どもの頃昔からの遊びやわらべうたなど知らなかったという人でも、子どもと一緒にやってみたら楽しいだろうとも思いました。
地下道の出会いから楽しい時間を過ごせてラッキーでした。またお邪魔してみます。
ありがとうございました!
★「伝えよう わらべうたあそび!」(3月まで※1)
場所:厚木市郷土資料館
開催日時:基本第1・第3月曜10時~15時(※2)
※1 郷土資料館移転準備のため、4月以降は場所も日時も代わり、アミューあつぎで月1回の開催予定だそうです。
※2 月により変更もあるため、念のため郷土資料館へ確認してからお出かけが安心です。
わらべ歌や外遊び全盛時代に育ったのが私です。(笑)
ゴム飛びやてまり遊びなどは私の得意遊びでしたね・・・
お手玉は片手で2個だけ、両手では3個までを何とか少しだけでしたが、上手な女の子がいて4個5個と増やしている姿に
子どもはうらやましさと憧れを持ったものです。その子は運動神経が抜群だったな~。
そんな私が我が子には教えられないのです。子どもは自然に集まるものではなくなっていることやすでに伝承が途切れているという決定打のためにね。
小学校に行くようになって教師が危機感を感じた時に遊び時間に入れたりもしたようですが・・・継続できなかったかな。
て遊びはすぐに楽しめるということで続いたようでもありました。
けん玉は今では世界中に広がって、けん玉世界大会まで行われていますからね。すごいことになっています。
みっこさん、コメントありがとうございます。
全盛時代!!
子ども同士、これは得意これはあの子が、というのを体験するのもすごく大切な経験ですよね。
私はおそらく集団で子どもが遊ぶ最後の世代だったのかなと思います。
少ない上の子にいじめられもしましたが…
今は努力しないと文化をつないでいけないですね。
けん玉は、アジアから広がったのか、元々どの地域にも自然発生したのか、わからないのですが、世界にあることにびっくりでした。
そうそう、かごめかごめ、はないちもんめ、
ずいずいずっころばし、通りゃんせなどで、遊んだ時代がありました。
小さい子はみそっかすと呼んでハンデをつけて
大きい子から小さい子まで一緒になって遊びました。
いつからでしょうね、そんな姿が消えたのは。
はないちもんめとかごめかごめは何度もやった気がします。
たまたま年齢近い子どもが多く、車のめったにこない住宅地の道路を好きに使えたのは、今考えると大きかったなと思います。
子どもの数が圧倒的に少ないですよね…
努力してでも良いものを伝えていきたいと思うのですが、まず自分も子どもにならないとうまくいかなそうです。
学びを共有してくださって、ありがとうございます!
まさに、私もわらべ唄・子守り唄・季節の日本の歌などが
お母さんから子へ歌い継がれていないと危惧しているひとりです。
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先日、親子の音楽遊びを依頼されて、10組の親子さんとたくさんの音・音楽で遊ぶお仕事をしてきました。
毎回どこに行っても、私は参加されているお母さんにお尋ねすることがあります。
「こどもさんを寝かしつけるときに、子守唄を歌われていらっしゃる方はおられますか?」と。
挙手をお願いするのですが、(遠慮ももしかしたらあるかもしれませんが)
先日は0人でした。
大きく首を横に振っているお母さんもいました。
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でも、自分が幼少期に親や祖父母から歌われていないと、なかなか我が子に・・・は難しいかもしれませんよね。
この講座で、参加者のお母さん方と一緒に子守唄や♪童神を歌い、わらべうたで親子の触れ合い遊びをしました。
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日本の、優しいメロディーと穏やかなテンポこそ、心豊かにこどもが育つ栄養だと思います。
そして、どんなに高い楽器よりも、お母さんの声に勝るものはありません。
お母さん方に、子守唄のみならず、たくさん歌を歌って育ててくださいね、とお願いして帰りました。
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幸恵さんの投稿、とっても共感しました!
そして、お手玉2つ投げて、こどものできないことへの腹立たしさを身を持って体験するとの話、
そっかー!と納得でした!
私もやってみます!
また、幸恵さんが受けられた講座の報告、楽しみに待ってます♪
私もここで学ばせてもらいたいです!
返信遅くなりすみません(>_<)
〉日本の、優しいメロディーと穏やかなテンポこそ、心豊かにこどもが育つ栄養だと思います。
そして、どんなに高い楽器よりも、お母さんの声に勝るものはありません。
お母さん方に、子守唄のみならず、たくさん歌を歌って育ててくださいね、とお願いして帰りました。
絵本講師の勉強の時も、お母さんや子どもにとっての身近な大人の声が大切だと何度も聞きました。
これまで子ども番組の歌をかなり口ずさんでいたのが、このわらべうたあそびへ行った後は新たなジャンルが増え、娘が楽しそうです。
自然と生活に取り入れるお母さんが増えたらいいなと思います。
自分がわらべうたや子守唄経験していないお母さんにも広めるには、まずこんなジャンルがあると気づいてもらうにはどうしたらいいのかな?と考えています。