お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ついにこの日がやってきた。自分でこげるようになったから、今日は「ブランコ記念日」

「ママ!おしてー!!!!」

ついこの前まで、

つい昨日まで、

公園に行くと、必ず言われていた
「ママ、おしてー」

なんだか心がソワソワしていたり、
違うことで頭がいっぱいだったりすると、

いつものこの言葉が面倒で、
「自分でやるんだよー」と答えていたことも多々あった。

もちろんそんな時は
「おしておしてー!!」とちゃんと押してあげるまで黙ってなかったけれど。

はじまりはいつだったかな。

おそらくそぉっと、私も彼女も恐る恐るだったんだろう。

初めてブランコに乗った時から今日まで
何回、背中を押したんだろう。

「帰ろう」と言っても「いやだ」と言われながら、
いつまで続くかわからないくらい、暗くなっても押し続けたときもあった。

力いっぱい!空まで飛んでけー!と押したときもあった。

歌いながら、笑いながら、話をしながら押した日もあった。

いきおい余って、押しすぎて飛んでいったこともあったっけ(笑)

だけど、今日は違った。

彼女から聞こえてきたのは「ママ!見てー!」

力いっぱい一人でブランコをこぐ顔は
なんだか急にお姉ちゃんになったような自信たっぷりの顔。

ついにやってきた

急にやってきた

私は彼女のこぐ姿を見ているだけ。

今日はイチカさん4歳の「ブランコ記念日」

嬉しいやら

寂しいやら

やっぱり嬉しいやら

でもやっぱり寂しいやら

 

 

 

 

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ