大牟田百万母力まつりで体験した
5分間こどもを観察するワークショップ。
その間手も口も出さない。
託児スタッフさんからもらった折り紙の手裏剣を手にした我が子が
周りにいる大人に投げつけた。
拾ってはまた別の大人に向かって。
その行為を見つけようものなら手も口も出るいつもの私。
投げつける前に、
投げそうになった時点で止めにかかる。
でもルールどおりに黙って観察した。
投げた相手の反応を見て、
かまってくれる人かどうかを試しているのかなと思った。
でもそれは私の憶測であって、正解はわからない。
その時の我が子の気持ちは、その瞬間の本人しかわからない。
けれど、見え始めたものを最後まで見届けることで、
この子にはこの子の想いがあってそれが行動につながっているんだということに気づけた時間でした。
決めつけがちな私。
先回りしがちな私。
こどもを観察することで、
自分のことまでわかる。
ほっておけば、あっさりと流れていく5分間。
本当は大切なものがいっぱい詰まっている5分間。
転ばぬ先の杖は助けになる時もありますが、頼ることで足腰を弱らせていく面もあります。
親と子の関係の難しさの奥義ですからね。
それに気づくための今回の5分間ワークショップでしたね。
子どもは生まれた時から目につくすべてが興味の対象。
そこには危険も含めてのことであり、危険の高さによって親がどうするのかが試されるということです。
よちよち歩きの子が石に躓いて転ぶのさえ避けようと思えば、それは子どもにとってどうなのか?を
色々考えて行く試行錯誤の子育てだということを考えるきっかけになることでしょう。
ワークショップで感じたことと、みっこさんからのコメントを読んで親と子の関係を再度考え、見直すことができそうです。
今は、「人に物をぶつける」というような、まだストレートにわかりやすい問題だけれどもこの先こどもが成長するに連れて見守ることの内容もどんどん変化するんですよね。
こども自身の実体験を大切にすることを心において、私の出る幕はどこなのかをしっかり選べるようなお母さんでありたいとこれからも試行錯誤の繰り返しですね。
みっこさん、ありがとうございます☆