宿題のテーマを見ながら思考停止が始まっていた自分に気がついた。
いかん、これはどうしたことか・・・と私の頭は鈍いながらも動き始めた。
10年ひと昔と言われていた子ども時代、5年ひと昔より更にスピード化していると思った子育て時代。
今では毎日が一昔のように感じる年ごろである。
そう思いながら今さら10年後を描けなんて・・・と思いながらもジワリとあふれ出るのは果たして生きているのか?であった。
10年後は母が亡くなったころの年であり、どこかで私の生きる目標は母の寿命を超えることになっていたし、夫も義父を亡くしたころと同じ年になる。
娘からは私が先に逝くことはならぬと言われているから、一緒に仲良くおさらばとなれたら世間様からは「あとを追うように逝かれたのね・・・」ということに落ち着くのかもしれないな~
ところがそう事は簡単ではないから大変なのである。
寝たきり老人になった夫を前にして悩み疲れているかな…それとも、案外施設でおとなしく過ごす夫になったのは意外だったわ~と思いながら、あの世に送り出す準備を始めているかな。
50代後半に思い描いていたことはアチコチ旅行に行けるのは70まで。それを超えるといろんな問題が出てくるはずということで、年に1度の海外旅行は楽しむことができたものの今はそれも足踏み状態。
その70歳が目の前に迫りだして少し動揺すら覚えたり焦りを感じたりである。
そんな10年後の私は5G世代に助けられながら、遠隔操作で子どもやひょっとして孫と近くにいる経験をしたり、行きたいところにも映像で行った気にさせられたりしながら、介護ロボットの手助けを受けながら介護生活は想像するより楽になったわと思っているかも・・・
みっこさん
私たちの世代になると、現実的なことになって、
なかなか、妄想できませんね。
この宿題を出そうと思ったとき、
10年後、20年後、30年後、どれにしようかと考えました。
30年後、私、無理。
20年後も、私、あぶない
10年後、ギリギリかぁと考えながら
10年後にしました。
少なくとも、お母さん大学がある限り、
みっこさんは必要だし、
ボケるときは、一緒にボケましょう!
北海道のもっちさんも誘って、
ANAをチャーターして、お母さん大学ツアーで、
ハワイでも、パリでも、行きましょう。
藤本さん
10年後のことなんてとどこかで思いながら毎日を過ごしていたこの頃でした。
今はお母さん大学という場所で、若い頃を思い出させてもらい笑顔をもらえるありがたさ。
笑顔になるためにこの場所を離れません。
そして今後は老後という考え方はなくなっていく時代になりますから、余生という考え方も
きっとなくなるんだろうな…と思うのですが、これこそ新時代の夜明け前を生きている気分です。