私の生まれ育った場所は、晴れの国【おかやま】
温暖な気候と気さくな県民性。
私の実家がある場所は、岡山市の中心部から離れた田舎町で、見渡す限り田んぼと山。
小さい頃の遊びと言えば、
庭で木登りをし、蝉をつかまえ、砂場でままごと遊び、
稲刈り後の近所の田んぼを走り回り、
野山を駆け回り、
山の中で秘密基地を作り、
お寺のお堂で遊び、
用水路で魚捕りをし、
友達と缶蹴りをし、
近所の人に怒られながら、見守られながら、遊び尽くした豊かな経験。
今の私があるのは、この幼少期から学童期の遊びにあったと、確信を持って言える。
そして、【ふるさと】と言えば・・・私を育ててくれた祖父母。
シングルマザーだった母は、ほとんど仕事で家に居なかったので、
私と妹、他、共働きの親戚のこどもたちを一手に引き受け、育て上げた祖父母。
学校から帰ってきて「おかえり」と言ってくれたのも、
宿題を見てくれたのも、
ご飯を作ってくれたのも、
お風呂に入れてくれたのも、
蚊帳で一緒に寝たのも、
子守唄を歌ってくれたのも、
祖母と祖父。
今でも、岡山に帰省すると、95歳の祖父母が仲良く迎えてくれる。
この2人が居てくれるから、私は岡山に帰ることができる。
帰る場所がある、ということが、何よりの幸せ。
お盆・正月には、親戚が我が家に集まって、呑めや歌えやの大騒ぎ。
それが、幼心に、楽しくて嬉しくて仕方なかったな~。
このコロナでずっと帰省できなくて、祖父母のことが心配だけど、
私の中にいつでもふるさとがあります。
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