お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大きなかぶの絵本の世界に連れていってくれる子どもたちの存在

夕方の公園で。
長女が雑草を見つけてしゃがんでつかみ、大声で言いました。

「うんとこしょ! どっこいしょ!」
おぉ!「大きなかぶ」ならぬ「大きな雑草」ですな!
しかし根が張っていてなかなか抜けません。

そこで長女は、お母さんを呼びました。
「お母さん!ここ(腰)つかんで!」
2 人で力を合わせて…「うんとこしょ!どっこいしょ!」それでも雑草は抜けません。

そこで長女は「お母さん、咲良ちゃん(次女 1 歳)を連れてきて!」と言いました。
緊張感漂う長女の言い方に笑いが込み上げますが、言われた通り次女を呼びます。

しかし次女は葉っぱ集めに夢中。長女がしつこく呼び、自分で連れてきました(次女、ちょっと迷惑そう)。
母が長女の腰に手をやるようセッティングし、力を合わせてー…。
引っ張ろうとしたら、次女が嫌がってすり抜けていきました。

その後いろいろ工夫して引っ張ってみましたが、結局雑草は抜けませんでした。

抜けたら何が出てきたかなぁ?…長女もそんな想像を膨らませていたのかな?

しかし、大きなかぶの絵本のように、声をかければ、皆が協力してくれるわけじゃないんだなぁと、母もあれこれ想像して楽しくなりました。

(お母さん記者・竜﨑紗代)