お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

誰かのための灯りは 、自分のための灯り

「パパ、今日はオンラインあるの〜?」
長女(小5)、長男(小1)、次女(年長)が、かわりばんこに聞いてくる。

コロナ禍で圧倒的に増えたオンライン会議。
移動の機会は減り、自宅や出先で作業ができる反面、
プライベートと仕事の境目に戸惑うこともある。
子どもたちには、
「パパの仕事は、お部屋でパソコンに向かって誰かと何かをしゃべること」
と見えているようだ。

4年半前から、街をきれいにするための団体、
「グリーンバード横浜南チーム」のサブリーダーをしている。

大人が捨てたタバコを子どもが拾う現実。
ごみを拾った人は捨てなくなる思考の変化。
しかし子どもたちが、まるで宝探しのようにはしゃいでごみを探す風景はとても印象的。
昨年度は、子どもの参加者数が、世界約80チーム中1位となり、今年9月に「横浜環境活動賞」の実践賞を受賞した。

前職のパーソナルトレーナーの仕事は多忙を極め、家族と過ごせるのは週1の休日だけだった。
しかし太陽光発電とリフォームを専門とする太陽住建に転職し、
グリーンバードの活動に関わったことで、環境は一変。

家族みんなで食事や公園遊びを楽しみ、
成長を感じる日々は愛しく、
子どもが寝静まった後に妻と晩酌をしながら会話する時間も、とても大切に思う。

妻は4年前にガンが見つかり、子宮を全摘。
健康に、再発もせず過ごせていることは奇跡であり、言葉に表せないくらいの感謝だ。

人の前に灯りをともせば、自分の前が明るくなるように、
家族を軸に気候変動や、 SDGsを意識し
地域とのつながりを広げていければと思っている。

お母さん業界新聞横浜版12月号 パパスタイルより 中村 宣明さん

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植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。