お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

計算カードで涙

計算カードで涙が出たのは、私。

小学校1年生の娘の宿題。計算カード。

リングに通ってカードをめくって計算していく記憶術的な反復練習。

娘は少しゆっくりさんなので、算数自体不安はあった。

正直くり上がりくり下がりは、無理かもしれないとも思っていた。

 

ところが、指を使ってゆっくりやればできるようになった。

だけど、面倒くさいのもあって、なかなかやる気が追いつかなくなってきた。

 

学校から持って帰ってくる計算プリント類も軒並み不正解。

2分間のところで線が引かれているが、ずいぶん残っている。

恐らく平均では2分で全問終わらせられるくらいなのだろう。

彼女の面白いところは、適当にでも答えを書く。

私だったら正解を目指すことを優先するだろう。

彼女はデタラメでも答えを書く書く書く。数問偶然当たってる。

で、堂々と「めんどくさかってん!」と言えちゃう。

どうなることかと心配しつつ、

「宿題は誰のため?」

Hちゃん。。。」

「やる気なかったら意味がないから、しなくていいよ」

「やぁるぅ!!\\\٩(`^´)۶////」

を毎日のように繰り返した。

 

時にはなだめ、時には言い合い、

やらないを選択する日もあった。

 

やってる最中に「わかんない!!」とキレる。

「ここがかゆい」「ここがいたくなってきた」と

姿勢もグニャグニャ。

 

どう言えば、どうもっていけば、彼女のやる気スイッチが入るのか。

やる気スイッチが見つからない。

 

見守りつつ、タイミング見つつ、本人の選択を尊重し、

だけど、やらなくて困るのは自分だということを伝え続けて、待つ。

 

自転車のこぎ出しと一緒で、最初の腰が上がらないから

「手伝ってほしかったら言ってね」と言うと

「手伝って」と言う。

 

計算を読み、分解した式を言い、答えを促し、

「正解!!」とテンション上げて言い

カードをめくる。。。

私のやる気も問われる。。。

 

昨日はほんとに手こずって、休憩しながら、なんとかなだめつつ最後までがんばった。

それが今日、調子がよかったのか、スピード感も保ちながら、一気にできた。

すごい!すごい!すごすぎる!途中から目が潤んできた。

こんなにできるようになった!こんなにがんばれるようになった!

こうやって小さなことから、がんばる力が養われていくのかなぁ。。。

 

計算カードでこんなに感動できるとは。

私もがんばってる証拠かなぁ。。。

6件のコメント

スゴイ!!!本当にスゴイです!!
なかなか根気よく接したいと思いながらも、こんな風にできない。

さおりさん、本当にすごいなー。

感動しましたし、反省させられました。
ありがとうございます。

彩さん!ありがとうございます!いやいやそうですかね~f^^;
孫の域だからでしょうか??
長男が全くできなかったのもあって、ちょっとでもできる喜びがあるからでしょうか??
次男の時は、余裕がなくてそんなにできてなかったかも。
過ぎれば、貴重な時間だったと気がついてから、再び関われる喜びですかね~♪

由佳利さん!ありがとうございます!
お褒めの言葉、恐縮です。
彩さんへのコメントにも書きましたが、孫の域だと思います。
でも、もちろんイライラもするし、対等に喧嘩のようになっちゃうこともあるし
言い合いになった後に、まだまだ私もコドモだなぁ。。。って思うこともしばしば^^;
まぁそんなんしつつ人間成長してるんだと思います。

こんなにできるようになった
っていう感動は、しっかり毎日子どもを見ていないと、気が付かないことですね。。。
反省。
最近は、あまり見てあげられていないです。
手は出さなくともしっかり見ないと。
藤尾さん、ありがとうございます!

宏美さん!ありがとうございます!
いえいえ、毎日ってわけでもないんですよ。夜勤があるので、そんな時はだんなが見てます。
そうやって、休憩を挟めるからできるんでしょうね。
きっと毎日は、へこたれそうです。
でも、見ていることは、大事だし、ほんと貴重な時間だと思いますね。

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ABOUT US
藤尾さおり
チャレンジド助産師☆いわゆる障がい児・者のための助産師です。障がい児の子育て支援や、性教育に携わっています。重度の知的障害・自閉症の長男24歳、19歳男子、小学2年生娘のお母さん。お母さん大学歴は長いが投稿少なし。サイト変更についていけず練習中。NPO法人そらしど代表理事。