ギャングエイジの次男、小3。
週5日、友達と遊んでいる。
「もう暗くなるのが早いから、17時には帰っておいでね」と伝えても
「うん、わかった!」と笑顔で答え、ちっとも帰ってこない。
その日も辺りが薄暗くなり、いつものように電話がかかってきた。
「お母さん、迎えに来れん?」
「道路が雪やけん、車出せんよ!」
その日は珍しく大雪だった日。
公園でいつものメンバーで雪遊びをするからと、意気揚々と出かけて行ったので
帰ってこないだろうなー・・・とは思っていたけど。
「まーた、約束破って!」とプリプリ怒りながら歩いて迎えに行く。
すると、半分くらい行ったところで、向こうから次男がたくさんの荷物と
大事そうに何かを抱えて歩いてきた。
「お母さんに見せたかったけん」と、小さな雪だるま。
次男は生まれつき左手全指欠損なので、一度にたくさんの荷物を持つのはちょっと大変なのだが、
壊れないように、ボールとカバンと雪だるまを、なんとか胸と腕で支え
体を丸くしてかばいながら歩いている姿を見たら、ちっとも怒れなくなってしまった。
「上手につくったね!かわいい!」と言うと、とても満足気。
すぐさまベランダに大事そうに飾る次男。
前日に「学校で雪だるまをつくったけど、持って帰ってきたらダメやったけん・・・」と残念そうだったから、
今日こそは!と私のために張り切ってつくってくれたんだろうな。
二日後には溶けてしまったけど、あの時、大事そうに抱えて歩いてきた姿は
お母さんの心には残ったよ。
(福岡市/智原美沙)
泣ける泣ける〜〜
帰り道の姿を想像して、私まで幸せな気持ちになりました。
素敵な記事をありがとうございます!
すっかり返事が遅くなってしまって・・・汗
泣いて泣いて〜そしてスッキリしちゃおう〜!
泣くの気をつけてたのに…
鼻がツーンとなって泣けました。
溶けてしまったけど、智原さんが書いてくださったおかげで、私たちの心にも残りました。
ありがとう!ギャングエイジさん♡
泣いて泣いて〜!みんなで泣いたら怖くない!
だからお母さんをやめられない。
ギャングエイジ、期待して待ってて(笑
いやあ、お母さんの喜ぶ顔を想像して作った雪だるま。
見せたいから迎えに来てと言いたいところを、言わずに、持ち帰ってきたのがたまらない。
そうそう、子どもはわかっている。どうすればお母さんが喜ぶかを。
やっぱり子どもには敵わないよね。
ほんとに泣ける 素敵な記事ありがとう(^^)/
寒いけれど、心はポカポカだねー
あの大雪の日の、胸がキューンとする思い出。
本当に忘れられないだろうなー。
最後まで読んで、題名の意味が分かって、なんか心があったかくなりました。
ありゃりゃ、温めたら溶けてしまう!気をつけないと!笑
タイトル、わかってくれてありがとうございます!
いつもタイトルを悩むんだけど、今回は「ピーン!」と降りてきました。
すっかり心も温まって溶けちゃいましたが!笑
でも今回は溶かしてくれて、「ありがとう」でした!