お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

【OYAKO】何事も、失敗を恐れず挑戦する人生を歩んでほしい。

母になってからというもの、生活のすべてが子ども中心にシフト。
現在は夫の経営する日本語学校で日本語教師と経理を担当しながら、
知人の保育園で保育補助もしています。

仕事は忙しいけれど、子どもとの時間をとるのがわが家流。
心がけているのは、オンとオフをきっちり分けること。
夫のサーフィンには家族で同行。海やゴルフも楽しんでいます。

今でこそ少しラクになりましたが、2人が小さい頃は必死でした。
心強かったのは、長女(11歳/撮影時9歳)の産院で出会ったママ友の存在です。
悩みや喜びを共感し合えたことで、なんとか乗り越えてきました。

子育てで意識しているのは、自主性を大切にし、失敗を恐れず挑戦させること。
国籍の違いや多様性を認め、いろんな人とおつきあいすること。
社会のルールを守り、思いやりを持つことは人としての基本ですね。

娘のブームは歌とゴルフ。息子(8歳/撮影時7歳)は「ドラえもん」と活発な2人。
母の悩みは、2人の寝起きの悪さ。自分で起きてくれたら、
朝のストレスは軽減します。

健康で笑顔でいてくれることが一番。
「自立してくれてうれしい反面、寂しくもある」なんていうのは、
母のわがままでしょうか。

夢は、ハワイに移住。無理なら海の見えるところで週末を過ごしたい。
いいえ。家族がみんな幸せだったら、何も要りませんね。

(話/中西桜さん)

お母さん業界新聞2021年6月 OYAKO

Photo:親子の日 (撮影2019年7月)
©ブルース・オズボーン