お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

枝豆(大豆)を育てている話② – 花が咲いた

前回書いた記事
枝豆(大豆)を育てている話① – 蛾が増えた
の続きです。

そもそも大豆なんて、おばあちゃんが炊くものと思って、あんまり食卓に出ていなかった。
子ども時代も、大豆と言えば、「フジッコのおまめさん」を買って来るものでした。
それが大豆を食べるようになったのは、次女が通っていた生活団の影響もあったと思います。

初めて大豆を使う時なんか、夕飯の支度で水に浸けてすぐに使えるんじゃないの!?と思ったほど。
(←当たり前に知ってる人からしたら、どんなけ無知やねんって感じですが。)

ここ4,5年、大豆トラスト運動をいうものに参加し続けてる我が家。
最初は枝豆収穫祭に行きました。
そこで、30代後半だったかにして初めて大豆と枝豆って一緒だったんだという事実。
枝豆が大豆になるんだ!
もしかしたら知ってる人には当たり前の話かもしれませんが、町なかで育ったので、畑もめったに見ることはなく、知りませんでした。

旦那さんは大阪にいたとは言え、郊外だったので、子どもの時周りに畑があったりしたので、知っていたそう。
幼児期に知る子ども達、ラッキー。

枝豆収穫できる1ヵ月後くらいに大豆収穫祭に行きました。
コロナ禍の今となってはできませんが、その度に出される生産者さんの畑で採れた物がシンプルだけどおいしいこと。本当の贅沢ってこういうことじゃないかと思いました。

そして、翌年には種蒔きイベントにも参加。
大豆の種ってどんなんだろう?と見たこともないので、子ども達と行く前に想像して絵を描いたりしていました。最初の1回の経験ってその時しかないから、初めての前に想像を膨らましてみました。
そうしたら、大豆の種は、大豆そのものだった!
これも、知ってる人からしたら当たり前なのかもしれませんが、なかなか衝撃!

今までイベントには参加していたものの、自分達が見るのは要所要所。
いいとこだけ見させてもらっていました。

それが、初めて自宅で種を蒔きました。
いくら待っても、芽が出ないな。
もういっぺん蒔いてみようか。
農家さんが育ててるほど茎は太くならないな。
蛾が増えたな。

そんなこんなを経験し、ある日、花、発見!
大豆って花咲くんや!

 

そりゃ、他の野菜も花が咲いてから実がなることが多い。
当たり前と言ったら当たり前かもしれないけど、今まで生産者さんからの近況報告でも花は見たことがなかった。

大豆ってこんな花が咲くんや~!
紫の小さい花。

世の中で目に見る物、触れている物、食べている物でも、経験してみないと、知ってると思ってたのは、ほんの一部だった。

大豆の花を知って、ちょっと感動のひと時でした。

2件のコメント

初めて見ました、大豆の花。
私は子どもの頃には、小豆や豆の煮物は好きではなくて余り食べませんでした。
しかし大人になると美味しいと感じるから不思議です。
枝豆は関西に住んでからも知らずにいたのですが、10年前に頂いたから食べ始めましたし、
枝豆が大豆になるという話も最近知ったことでした。
私が親になった頃は農業衰退へ向かっていたのをどこかで仕方がないことだと思っていましたが、
そのツケを国民が払わされていると感じています。
できる事から取り戻す努力を始めないとと思っています。
その努力をされている記事をよく書かれていて拍手をしたいです。

大人になったら美味しくなる食べ物ってありますよね。
(豆ではないけど、子どもの時は苦味を感じるセンサーが鋭いと聞いたことがあります。だからか、青菜が苦手みたいです。)
枝豆が大豆になるって最近知ったの、仲間ですね~。
私も別物かと思っていました!枝豆は未熟な豆だから、分類も豆類に入らないみたいです。野菜扱いだったかな。
枝豆って関西のものなんですか!?
うちは、この大豆トラスト運動に参加してから、豆腐工場見学に行ったり、納豆づくりしたり、旅先で醤油づくり体験の一部したり、なんだか大豆に縁があるようです。花まで見ると、大豆の一生を見てるみたいで、親しみ湧きます。

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ABOUT US
戸﨑朋子
MJプロ。 12歳(小6)と8歳(小3)の女の子がいます。 子どもが生まれて、今までに感じた事のない気持ちやを感じて幸せだったり、ダメな自分を突き付けられる思いがしたり。 何があろうと思うのは、子どもが生まれて良かった。 色んな思いを綴れたらと思っています。